留学が変える人生(1)
みなさん、こんにちは。井上直美です。
高校生の女の子が留学相談にお越しになりました。
高校2年生になったときに、
1年間オーストラリアの高校に留学したい!
というご希望でした。
高校留学は、決めるのが難しい選択かもしれません。
なぜなら、日本に帰国してからの受験勉強が待っているからです。
高校1年生か2年生で1年間留学をした場合、
同じ学年に戻って4年間で日本の高校を卒業するのか、
それとも、同級生と同じ学年に上がって3年間で卒業するのか、
最終的に日本の高校を卒業するのであれば、
まずみなさんが悩まれる問題です。
その方は、何度もご相談に来られた結果、
アデレードの公立高校へ留学されました。
ご出発後、学校初日に、お母様からお電話がありました。
「英語が全く聞き取れないので、
どうしたらいいのかわからなくて泣いている」
というものでした。
すぐに、ホストファミリーと学校の担当者にも電話しましたが、
ホームシックも重なって泣いてしまったようです。
その後、しばらくして、
アデレードの学校訪問の際、お会いしてお話する機会がありました。
驚くほど成長されて、とてもしっかりされていました。
すっかり学校生活にも慣れてお友達もでき、
英語でコミュニケーションをとられていました。
一番感心したのは、
「オーストラリアに留学させてもらったことを親に感謝しています」
という言葉でした。
しかも、なるべくお金を節約するために、
毎朝自分でおにぎりを作って、学校でのランチにしていました。
オーストラリア留学には、不思議な力があるようです。