契約書について(4) 記載例
契約とはなんでしょうか。
契約とは2人以上の者の意思表示が合致することによって成立する法律行為のことです。
なんだか、難しいなとお考えかもしれません。
でも、人は毎日契約をしています。
通勤電車に乗って、運賃を払う、スーパーで買い物をする、これらは全て契約です。
ご夫婦の場合、結婚という重大な契約をしていますよね。
人生最大の契約かもしれません。
では、なぜ契約書を作成するのでしょうか。
口約束も立派な契約ですが、それが守られない場合、言った、言わないの話になります。
通常契約が成立したと主張する側がそれを立証する必要があります。
書面に残していないとその立証が非常に難しいので、後々のために契約書をかわすのです。
軽い気持ちで契約書を交わしてしまうと、そんなつもりじゃなかったと言っても後の祭りです。
契約書に100万円払うとあれば、100万円支払う義務が発生します。
重要な契約書にサインする場合には、法律の専門家のアドバイスう受けることをお勧めします。
多少の費用はかかりますが、万が一、あなたが思ってもみなかった不利益な契約内容が記載され
大損害を被ることを考えれば、決して高くはありません。