- お電話での
お問い合わせ - 097-533-7100
コラム
咬み合わせと力の方向
2019年8月17日 公開 / 2019年8月21日更新
私が、咬み合わせの調整をする時に、心掛けていることがあります。
それは、歯に横向きの力が加わらないようにすること。
歯は縦方向の荷重にはとても強く、横方向の荷重にはとても弱いからです。
特に臼歯は食べ物を粉砕したり
手足に力を入れる時に食いしばったりして
大きな力がかかるので、
真っ直ぐに咬んだ時に
上の歯と下の歯の斜面が当たっていると
それだけで歯や歯の周囲の組織にダメージが蓄積していきます。
具体的なダメージとは
歯茎に炎症が起きたり、
歯を支える骨が溶けたり、
歯がしみたり、
咬むと痛かったり、
歯が欠けたり、
補綴物が壊れたり、外れたり、
と、色々です。
全部の歯が揃っていると
親知らずをのぞいて
上に14本、下に14本、
計28本の歯がそれぞれの役割を果たしながら調和してないといけませんので
咬み合わせの調整は本当に奥が深く、やりがいのある治療なのです。
関連するコラム
- 「歯がしみる!」のは何故? 2019-10-15
- 歯が時々しみる人が疑うべきお口の疾患とは? 2016-11-16
- 入れ歯と咬み合わせの関係 2019-08-21
- インプラント治療における咬み合わせの重要性 2019-08-28
- 義歯(入れ歯)のかみあわせ 2012-04-27
カテゴリから記事を探す
諌山正典プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。