ノアのこだわり 13 接着
歯科治療には「痛み」がつきまといます。そんな「痛み」を感じさせないようにするものが麻酔注射。しかし、その麻酔注射をする時が痛いというお声を良く耳にします。当院のコンセプトの一つに「大切にすることで、大切にされることの心地よさを体感して頂く」というものがあります。だから、なるべく「痛み」を感じないように麻酔を行うのはもちろん、「麻酔注射をする時の痛み」も出来るだけ感じさせないようにこだわっています。
1つ目のこだわりは、針を刺入した時に痛みを感じにくい歯茎の柔らかい所からスタートして、麻酔の効果が拡がり、すでに麻酔が効いて痛くない所に針を刺入するといった感じで、徐々に麻酔をすすめていくこと。(歯茎の固い所にいきなり針を刺入すると物凄く痛いんです!)2つ目のこだわりは、電動の注射器を使うことで、麻酔液をゆっくりと一定の圧力で送り込むこと。3つ目のこだわりは、現時点で、一番細い注射針を使用すること。そして4つ目のこだわりは、これが一番大切だと思っているのですが、「なるべく痛みを感じないように」という想いを常に忘れずに、それぞれの患者さんにあわせて、麻酔の仕方を工夫し続けること。
これらこだわった結果、患者さんから「えっ、今、注射したんですか?」としばしば聞き返されることがあり、そんな時は、「えっ、痛くなかったですか?」と平静を装いながらも、心の中ではガッツポーズをしてみたりします。