「コーヒー」と「カラダ」 ➀
最近(って言ってもう4~5年は経ちますが)、冷たいコーヒーで
「コールドブリュー(Cold Brew)」という呼び方をよく耳にするようになりました。
一般的には冷たいコーヒーの代名詞と言えば「アイスコーヒー」で
関西では「冷珈(レイコー)」って聞くこともありますが、
「コールドブリュー」と「アイスコーヒー」の違いってご存知ですか?
実は「アイスコーヒー」は冷やして飲むコーヒーの総称ですが、
「コールドブリュー」は水出しで低温抽出したコーヒーのことで、
アイスコーヒーの中の一種になります。
どちらも日本人ならではの「冷やして飲む(食べる)」文化が生んだ
もともとは日本独自のコーヒーの飲み方、抽出方法です。
しかし、コールドブリューはアメリカで人気となり、
逆輸入される形で日本国内でも人気が再燃しました。
低温抽出でじっくり時間を掛けて作る「コールドブリュー」も
ハンドドリップでお好きなコーヒーを抽出して冷やして飲む
「アイスコーヒー」にも、どちらにもそれぞれの良さがありますが、
コールドブリューは口当たりが滑らかでコーヒーの持つ濃厚なコク、
甘味が引き出されており、低温抽出なので苦味が抑えられているのが特徴です。
最近は「水出しパック」という商品も販売されているので
ご家庭で「コールドブリュー」も手軽にご体験できるようになっています。
未体験の方はこの夏にぜひ!!