保険の見直しのタイミングについて
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
「子どもが独立したら、もっと貯金できると思っていました。」
50代のご相談で、本当によく聞く言葉です。
長年続いた教育費の負担が終わり、
・学費の支払いがなくなった
・塾代も不要になった
・仕送りも終わった
それなのに、
「なぜかお金が残らない」
という状況に戸惑う方は少なくありません。
実は、教育費が終わる頃から、家計には新しい支出が増え始めます。
今回は、50代から増えやすい「意外な支出」について考えてみましょう。
教育費の次にやってくるのは「老朽化費」
50代になると、多くのご家庭で増えてくるのが住宅関連の支出です。
例えば、
・外壁塗装
・屋根の修繕
・給湯器の交換
・水回りのリフォーム
住宅ローンが終わりに近づいても、
家そのものは年齢を重ねています。
特に築20年以上になると、
数十万円から数百万円規模の支出が発生することも珍しくありません。
教育費が終わったと思ったら、
今度は「家のお金」が必要になるのです。
医療費は少しずつ増えていく
若い頃はあまり意識しなかった医療費も、
50代になると家計への影響が大きくなります。
・定期検診
・通院
・薬代
・歯科治療
一回の支出はそれほど大きくなくても、
継続的に発生することが特徴です。
また、
健康維持のために
・スポーツジム
・サプリメント
・健康食品
などにお金をかける方も増えてきます。
健康への投資は大切ですが、
気付かないうちに家計を圧迫しているケースもあります。
親の介護は突然始まる
50代になると、
親も70代後半から80代になることが多くなります。
そのため、
・通院の付き添い
・介護用品の購入
・施設関連費用
・帰省費用
などが発生する可能性があります。
介護はいつ始まるか分かりません。
だからこそ、
教育費終了後の余裕資金をすべて使ってしまうのではなく、
一定の備えを持つことが大切です。
冠婚葬祭費も意外と増える
50代は、
人生のイベントが増える年代でもあります。
・子どもの結婚
・親族の法事
・お祝いごと
・香典
若い頃より一件あたりの金額が大きくなることもあります。
これらは毎月発生するわけではないため、
家計簿では見えにくい支出です。
しかし年間で考えると、
意外と大きな金額になることがあります。
子どもへの支援が続くケースも
「教育費は終わったはずなのに…」
そう感じる原因の一つが、
子どもへの支援の継続です。
例えば、
・就職後の援助
・結婚資金
・住宅購入資金
・出産祝い
もちろん、支援したい気持ちは自然なものです。
しかし、
老後資金を削ってまで援助してしまうと、
将来の自分たちが困ることになりかねません。
支出は減るのではなく「変わる」
ここで大切なのは、
教育費が終わったからといって、
支出そのものがなくなるわけではないということです。
実際には、
支出の種類が変わる
だけなのです。
子どもにかかっていたお金が、
今度は
・自分たちの老後
・健康
・住まい
・親の介護
へと移っていきます。
50代から必要なのは「見える化」
だからこそ大切なのは、
支出を恐れることではありません。
まずは、
何にお金がかかるのか
を知ることです。
見える化できれば、
・備えることができる
・優先順位をつけられる
・不安が小さくなる
からです。
今日の小さなアクション
次の質問を考えてみてください。
教育費が終わったあと、今増えている支出は何だろう?
・医療費?
・家の修繕?
・親のこと?
・趣味や旅行?
書き出してみるだけで構いません。
「なんとなく不安」が、
「具体的な課題」に変わります。
まとめ
教育費が終わってもお金が残らないのは、
浪費しているからではありません。
多くの場合、
新しい支出が始まっているから
です。
50代の家計は、
教育費中心の家計から、
老後を見据えた家計へと変化していきます。
その変化を理解することが、
これからの安心につながります。
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