〜後悔しないマネープランを見極めて提案できるファイナンシャルプランナーに〜（1/3）

FPと公的保険アドバイザーとして、お客さまと一緒に「未来設計図」を作って不安を取り除く

　将来を左右するマネープランの相談は、信頼できる相手だからこそ心を開いて話せるもの。人柄や経験値、専門知識が備わったバランスがとれた人でなければ、安心して頼ることはできないですよね。ファイナンシャルプランナーとして活動している三重野徹さんは、相談者の気持ちと状況を考慮して最適なプランを立ててくれます。現在、「みらいマネープランニング」というFP事務所を立ち上げ、FPだけでなく公的保険アドバイザーとしても活躍しており、年金保険や健康保険、介護保険、雇用保険等といった公的な保険も組み合わせ、お客さまに寄り添ったアドバイスをしています。

「国の制度について知っておくことをお勧めしています。例えば会社に勤務している方の場合、病気やけがで働けなくなったら、国から『傷病手当金』として給料の約6割を国から支給されることをご存じでしょうか」と話す三重野さん。公的な保険の視点からもお客さまに適した提案ができるところが強みです。（社会保障制度の概要についてのの説明です。詳細につきましては、所管の年金事務所等に併せてご確認下さい。）

　三重野さんの面白いところは、将来を見据えた「未来設計図」をお客さまと一緒に作ることです。まず現状を把握するため、日本年金機構から届く「ねんきん定期便」を見て、将来年金をいくらもらえるのかを確認するところからスタート。結婚、出産、子供の入学、受験等といった人生の節目で起こるライフイベントを見据えて5年後、10年後、30年後と資金計画を順番に組み立てていきます。今のうちから少しずつ考えて、将来の不安を取り除いていくお手伝いをしているそうです。

　そんな三重野さんは、大学時代の喫茶店でアルバイトをしていたとき、人と接する仕事の楽しさを覚え、「その頃から漠然と人と関わる仕事がしたいと思っていました」と話します。
　大学卒業後、三重野さんが就職先に選んだのは、人と接することができる旅行代理店でした。

＜次ページへ続く＞

【次ページ】お客さまの最期に直面し、保険の真の大切さに気づく

次のページへ