貯蓄の出来る人・出来ない人は何が違うのか?
大分で活動しているファイナンシャルプランナーの三重野徹です。
「子どもの教育費が終わったら、家計はずいぶんラクになるはず。」
子育て中、そう考えながら頑張ってきた方は多いのではないでしょうか。
大学の学費、塾代、部活動、習い事。
子どもが成長するにつれて増えていく支出に、
「あと少し」「卒業したらラクになる」と自分を励ましながら乗り越えてきた方も少なくありません。
ところが実際には、
「教育費は終わったのに、お金が残らない」
という声をよく耳にします。
なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか。
教育費の終了は「家計のゴール」ではない
確かに教育費は家計の大きな負担です。
文部科学省の調査などでも、子ども一人あたりの教育費は決して小さな金額ではありません。
そのため、
「教育費が終われば家計に余裕ができる」
と考えるのは自然なことです。
しかし実際には、
教育費の終了はゴールではなく、
「第二の家計」のスタート
なのです。
50代から家計の景色が変わる
子どもが独立する頃、多くの方は50代を迎えています。
この時期になると、
家計の課題が大きく変わります。
例えば、
・老後資金の準備
・自宅の修繕
・親の介護
・自分たちの健康問題
などです。
教育費という分かりやすい支出が減る代わりに、
将来への備えという見えにくい支出が増えていきます。
「余ったお金」が自然に貯まるわけではない
教育費がなくなると、
毎月数万円の余裕ができる家庭もあります。
ところが、
そのお金が自然に貯蓄へ回るとは限りません。
・外食が増える
・趣味が増える
・住宅の修繕が発生する
気が付けば、
教育費に使っていたお金が別の支出へ流れていることも少なくありません。
本当に考えるべきは「これから10年」
50代は、
子育て終了と老後準備が重なる時期です。
だからこそ、
教育費が終わった後のお金を、
「余ったお金」
ではなく、
「老後準備の原資」
として考えることが大切です。
毎月3万円でも、
10年間積み立てれば360万円。
毎月5万円なら600万円になります。
この差は決して小さくありません。
子育て卒業は人生の新しいスタート
教育費が終わると、
家計だけでなく人生そのものにも変化が訪れます。
自分の時間が増える
夫婦で過ごす時間が増える
働き方を見直せる
つまり、
子育て卒業は「終わり」ではなく、
新しい人生の始まりです。
そのためにも、
お金の流れを一度見直してみることが大切です。
今日の小さなアクション
ぜひ次の質問を考えてみてください。
教育費が終わったことで、毎月いくら使わなくなっただろう?
正確でなくて構いません。
まずは「浮いたお金」を把握すること。
そこから、第二の家計づくりが始まります。
まとめ
教育費が終わると家計はラクになる。
それは半分正解で、半分違います。
本当に大切なのは、
教育費終了後のお金をどう使うか
です。
50代は、
老後への準備を始める絶好のタイミング。
子育てを頑張ってきた自分をねぎらいながら、
これからの暮らしを整えていきましょう。
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