最近話題によく出るカスタマーハラスメントについて②

佐藤正治

佐藤正治

テーマ:今後の動向

具体的な例としてはどうでしょうか?

例えば
ラーメン店にラーメンを食べに行った時に
出されたラーメンに髪の毛が入っていた場合のことを考えてみました

髪の毛が入っていたことを
お店の人の伝える場合と伝えない場合が考えられます
伝えずにそのままにすることはお店にとっても良くないことだと思います

きちんと伝えてその様なとこが無くなるように
改善をしてもらう方がお店の利益になると考えるので
きちんと伝える方が良いと思います

その際の伝え方にはいくつかのケースが考えられると思います

冷静に事実を伝えて
代わりのラーメンを出してもらうように要求することが
良いと思われます

人によっては
そのことに対して
土下座を要求したり
SNSへの投稿などを匂わせて脅したりする人がいるかもしれませんし
店舗側が見舞金として多少の金銭を出すことはあるかもしれませんが
常識の範囲を超えた金銭を要求することも同じです
その場合は明らかにカスタマーハラスメントに当たると思います

お店の改善につながるようなクレームや助言は
妨げられる必要は無く貴重なご意見として聞くべきだと思います

実際に店舗によっては
ご意見箱などでお客さんの意見を大事にしているところまあります

最近の報道で
カスタマーハラスメント対策に関する法律が1年半以内には立法化されるようです
すでに条例でカスタマーハラスメント対策が行われている地域もあるようです

企業としてのカスタマーハラスメント対策については
早めに取り組んでいくことも必要だと思います

ただ難しいのは
カスタマーハラスメントをしている人たちは
そのことに対する意識が低く
またハラスメント教育をすることが困難だということです

カスタマーハラスメントをしている人は
自分がしていることがカスタマーハラスメントに当たる思うようなこともなく
カスタマーハラスメントをしている場合が多いような気がします

報道などでカスタマーハラスメントが取り上げられていても
多分他人事のように感じているのではないかと思います

どうすればその様な人の
意識を変えることが出来るのかは
大変難しい問題だと感じています

過去と他人は変えられない
未来と自分は変えられる

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佐藤正治
専門家

佐藤正治(社会保険労務士)

masaharu社会保険労務士事務所

健康企業ナビゲーターとして、働く人たちの心身の健康にもじっくり向き合います。メンタルヘルス不調の原因を探り、企業に応じた対処法をアドバイスします。

佐藤正治プロは大分朝日放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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