ロレックス デイトジャスト Cal. 1570 Ref. 1501 修理 オーバーホール
今回は、ロレックスのスーパーオイスターの修理オーバーホールのご紹介です。
完成した画像です。
まず、スーパーオイスターですが、1950年代の一時期に、ロレックスが、ねじ込みリュウズの製造を中止し、ねじ込みでは無く、パッキンで防水性を持たせるリューズを製造しています。ほんの一時期製造され、すぐに製造されなくなってしまいました。
やはり、防水性や、防塵性などの面からねじ込みが、優れていたからと思います。現在でもロレックスに限らず、ねじ込みリュウズの修理で当店に持ち込まれる修理品も多いのですが、当時からねじ込みの修理が多かったためにスーパーオイスターが製造されたものと思います。
そもそもロレックスは、1926年にオイスターケースを開発しますが、ねじ込みリューズも同時に開発しています。
ねじ込みではないスーパーオイスターは、すぐに姿を消しますが、防水パッキンの構想は後にツインロックやトリプルロックに姿を変え進化したようです。
絶え間ない進化と苦悩をほんの少し垣間見たように思います。
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