ドラマ「ダンダリン」をみて
前回は、事業所からの視点で「雇入れ時」に関して書いたので、今回はその逆の視点で書いていこうと思います。
先ず就職したいと思った時には、ハローワークを使うか、有料職業紹介所を使うか、または求人雑誌等により条件に合いそうなところを探すと思います。
私も、学生のころは求人雑誌のお世話になりました。
求人雑誌だとかなりアバウトな書き方ですので、面接等で聞いてみようと思う点は多々あったのですが、ハローワークの求人票が曲者です!
結構細かい点まで書いてあるため、さも「このままの条件で雇入れてくれる」ものと勘違いしてしまいます。ところがどっこい(@_@;)
募集を出す会社もいろんなことを考えてきます。
① あまり条件が低いと人が集まらないのでは?
② こんな条件に当てはまる人がいれば、ここまで出してもいい。
つまり、会社としても「ここまでは条件として出せる」という内容なわけです。
そして、あくまでも会社が望む条件にすべてあてはまる人に、というわけです。
じゃあ、嘘を書いているのか!?と思われるかもしれません。しかしです!!
あくまでも、過去の実績等による条件の一例なのです。
嘘をつくつもりの会社なんでほんの一部、あとは上記理由で条件を提示しただけ。
しかも、労働条件として決定するのは、お互いに契約を結んだ時ですから、面接等で個々に条件が提示されたときです。
労働契約はあくまでも契約です。双方納得して約束するものですから、確認もせずに思い込みで契約をしてしまうと、「こんなはずではなかった!」「会社は嘘をついた」になってしまうわけです。
そう思ってしまえば、働く気も失せるでしょう。あなたの勤労意欲は下がります。それと同時にあなたの評価も下がります。
誰も得をしません。
結局何が言いたいのか!
ハローワーク等の条件を確認したら安心せず、面接時に聞くことはきちんと聞く。
条件が合わないんであれば、きちんと断る。
面接時に断りづらければ、その日のうちか翌日に、断りの電話を入れればよいです。
労働者にも契約を結んだ責任があることは忘れないでください。