不機嫌からの八つ当たり!に困っているあなたへ

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:心のととのえ方

家事や仕事、子育てなど
やることが次から次に出てきて忙しい!

余裕がなくなると
イライラして、不機嫌になって、
ついつい家族に八つ当たり。

そして、そんな自分に自己嫌悪で
さらにイライラ・・・

今日はそんな不機嫌の扱い方について
お伝えします。




●不機嫌からの八つ当たり

疲れていたり、体調が悪かったり、
忙しかったりすると

気持ちに余裕がなくなって
不機嫌になってしまうのは、
ふつうのことです。

こんなときに、
好きなことをして気分転換しようとか

リラックスできことを探そう、
と言われますが

一度、不機嫌スイッチが入っちゃうと
なかなか抜けられなかったりするものです。

そして、それを周りの人に
八つ当たりしてしまうのが、
困っちゃうんですよね。

周りの人も嫌な気持ちになるし、
八つ当たりしても、不機嫌は治らないし。

やめたいけど、
特に家族にはやっちゃいがちです。



●なぜ、八つ当たりしちゃうのか

ここで、ちょっと
気づいていただきたいことがあります。

それは、

不機嫌の八つ当たりって、
実は「相手がいるときにしかできない」

ということです。

たとえば、疲れて帰ってきて
すっごくイライラして、休みたい!というとき。

家に帰ってきて
誰もいなかったら

「はぁ・・・」とため息をつきながらも
一人で黙々とやるべきことを片付けるはずです。

でも、そこに夫や子どもなど
誰かがいると

嫌味を言ったり、怒ってみたり
イライラをぶつけてしまいたくなるんです。

おそらく、そこには

「自分の大変さをわかってほしい」
「やさしく労ってほしい」
「心配してほしい」
「気遣ってほしい」

そんな思いが、
「八つ当たり」という形で
出ちゃうものなのです。



●不機嫌の責任は、だれにある?

でも、自分が不機嫌な状態になったのは
相手の責任ではないことが、ほとんどです。

疲れている状態、忙しい状態、
それは、自分が抱えている課題であり
自分しか解決できません。

つまり、自分の不機嫌の責任を
誰かにぶつけても

相手も自分も嫌な気持ちになるだけで
なんの解決にもなりません。

代わりに、自分を労ってあげるなり
「ちょっと手伝ってもらえるかな」と
声をかけるなり

不機嫌になってしまうほど
大変な自分を、

ちゃんと自分でケアして
労ってあげながら

周囲の人にも嫌な思いをさせない方法は
きっとたくさんあるはずです。



●逆もしかり!

ちなみに、これは逆もあります。

不機嫌を撒き散らす夫に対して
ビクビクしたり、
気を使いすぎて疲れてしまったり。

でも、夫の不機嫌の責任を
こちらがどうにかしてあげる必要はないし、

夫の不機嫌を解決するのは
夫にしかできません。

八つ当たりする夫に対しても

「大人なのに、
 自分で自分のご機嫌も取れないのか。
 お子ちゃまなんだなー」

という目でながめてみると
ビクビクもちょっと和らぐのではないでしょうか^^

ぜひ、お試しくださいね。

心を整えるヒントは
こちらもぜひ、参考にしてくださいね。


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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

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