1年後にいなくなってしまうこと

松尾聡子

松尾聡子

テーマ:心のととのえ方

いきなりですが・・・

先日、親切にしていただいていた
ご近所の方が亡くなったんです。

ここ数ヶ月、
あまり姿をお見かけしないなあと
思っていたのですが

親の介護や地域の活動にも
熱心な方だったので、
お忙しいのかなと思っていました。

ご家族の話だと、
昨年の10月ごろに病気が見つかり

半年ほど治療をしたけれど
どうにも手の施しようがなくなり

最後はご自宅に戻って
家族に見守られて、旅立ったそうです。


●今日があることの奇跡

思い返すと、昨年の今頃は
町の清掃活動にも一緒に参加して

おしゃべりして
笑い合っていたんです。

まさか、そのときは
たった1年後に
その方がいなくなってしまうなんて

ほんの1ミリも考えなかったし
おそらく、ご本人も
そうだったと思います。

ということは。

私だって、来年の今頃は
この世にいないかもしれない。

当然のように
続くはずだと思っていた毎日も

今、当たり前のように
周りにいてくれる人たちの存在も

いつ、消えてなくなるか
わからないもので、

今日も、変わらずにあることが
奇跡のようなものなんだと、

改めて、感じました。


●不確かな憶測で生きること

未来のことは
誰にもわからないです。

なのに、なんとなく

「やりすごしていたら、
そのうち、なんとかなるだろう」

「耐えていたら、
今よりはマシになるんじゃないか」

という、
不確かな憶測を聞くと

そもそも、
未来がないかもしれないのに

不確かな未来のために
「今」を犠牲にするのは

あまりにも人生が
悲しすぎると感じます。


●現在の責任を未来に託さない

未来は、たしかに
今の積み重ねだけど

今は未来のためにあるのではないと
思います。

「今」を大事に生きる。

今日のこの時間を
かけがえのないものにする。

目の前の人と、
きちんと向き合う。

そういう気持ちを大事に
奇跡のような毎日を
生きていきたいと思います。

というわけで

今日は、最近感じたことを
つらつらと書いてみました。


<追伸>

目の前の人との関係を
変えていきたいなあと思った方は
こちらにいらしてくださいね。

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松尾聡子
専門家

松尾聡子(カウンセラー)

Le Port(ル・ポール)

聞いて終わりではない、変化を起こすカウンセリング。知識だけではなく、実際に普段の生活ですぐに役立つ心のスキルを伝える講座。

松尾聡子プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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