【申し込み開始!】「上手な不満の伝え方」セミナー
年末年始、家族や親戚が集まる時期ですね。
そんなときに
「本当はイヤなんだけど、頼まれると断れない・・・」
それで、モヤモヤしちゃうこと
ありませんか?
こちらの講座では
グルコンを行っているのですが
以前、そこで出てきた話題が
「子どもが車での送迎を
気軽に頼んでくるのに困っている」
ということでした。
すぐに「駅まで送ってー」とか
「迎えに来て」と頼ってくる。
でも、こちらだって
仕事や家事で忙しいわけです。
それに、仕事をしていないときでも
やっと一息ついてるときに言われると、
「ようやく、休憩できると
思ったのに!」
「正直、めんどくさいなあ・・・」
なんて、思っちゃうのも当然です。
●よく言われる2つの解決法
さて、こんなときの解決策として
よく言われることが2つあります。
1つは
「忙しいときは、ちゃんと理由を説明して断る」
言葉が通じる相手なら
ちゃんと言葉で説明するのが基本です。
ただ、子どもの場合、
やっぱり親への甘えもありますので
それでもなんとかならないかと、
なおさら食い下がることが多いです。
だから、悩んじゃうんですよね。
●もう1つの解決法とは
もう1つは「甘えないで!」と
ビシッと言う、という方法です。
食い下がったらなんとかなる、
と思っている子どもに対して
時にはビシッと言うことも
大事ですよね。
ただ、そうすると
親としては
「なんだか、かわいそうかな」
「親として冷たいかも」
と、罪悪感が出てきて、
それが違うモヤモヤを
引き起こしてしまうんです。
●シンプルだけどパワフルな解決策とは
では、どうしたらいいか、というと
とてもシンプルだけど
パワフルな方法があります。
それは
「行けない」ではなく
「行かない」と言う、
ということです。
たった一文字の違いですが、
言う側も、受け取る側も
とても大きな違いを感じます。
「行けない」をていねいに言うと
「行くことができない」
ということですが
これはつまり、
「本当は行きたいけれど
外側の事情で行くことができない」
というニュアンスになります。
そうすると、言われた方は
「じゃあ、その事情を
どうにかすれば行けるんだ!」
と受け取り、
その事情をどうにかしようと食い下がる、と
いうことになるんです。
たとえば
「夕食の支度があるから行けない」と言うと
「夕食なんて、簡単なものでいいよ」とか。
あるいは「疲れてるから行けない」と言うと
「ちょっとだけじゃん。
今日、早く寝たら大丈夫だよ」とか。
本当は行きたいと
思ってくれてるんだから、
その行けない事情を
どうにかすることで行ってくれる、
あと一押し!
になっちゃうんですよね。
●相手の成長にもつながる
それに対して「行かない」というのは
自分の意思を伝える言い方です。
外側の事情がどうあろうと、
自分が「行かない」と決めたのだから
状況を変えても効果がない、
ということが伝わるんですね。
実際、私も子どもから
「遅れそう!バス停まで車で送ってー」
と泣きつかれることがありますが
自分が行きたくないな、とか、
行くと仕事に支障が出る状況のときは
シンプルに「行かないよ」と伝えます。
そうすると、
大急ぎで準備をして走って行ったり
遅刻すると
約束の相手に連絡をしたり
子どもなりに
なんとか対処するものです。
そして、次からは、
遅れないように
ちゃんと準備をするようにもなります。
●自分の気持ちに責任を持つ
ただ、親の立場からすると、
本当は「行けない」と言った方が
気持ちがラクなんですよね^^;
「行きたくない」という気持ちを、
他の何かの責任にできるから。
だから「行かない」と
自分の意思を伝えることは
言い訳ができないこと、
自分の気持ちに自分で責任を持つこと、
でもあります。
でも、何かのせいにせずに
「私がこう思うから、私はこうする」
を伝えることは
結果的に、自分の気持ちを
自分で大切にすることになるし、
「自分の行動は、
自分で決めることができる」
ということの積み重ねは
「自分の思いだけでは、
世の中はどうにもならない」
という無力感を
なくしていくことにもつながるんです。
●人生の「質」を上げていきましょう
こんなふうに、
小さなモヤモヤを解決していくことで、
私たちは自分の人生を、
確実に変えていくことができます。
講座では、
グルコンなどのサポートで
こうした小さなモヤモヤを
そのつど解決していけるので
人生の質がどんどん上がっていくんです。
次回の講座は2023年2月スタートです。
募集は、こちらからお知らせしますね。
登録してお待ちください。