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コラム

パートナーと長く続く秘訣

2022年12月21日

テーマ:夫婦関係の悩み

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

今日は夫婦関係が
良好に長く続く秘訣をお伝えしたいと思います。

秘訣はいろいろとありますが、
一番大事なことは

「夫婦は他人であることを忘れない」です。

「え?そんなの当たり前だし」

「知ってるし」

と思った方もいるでしょう。

あるいは

「夫婦は運命共同体でしょ」

「夫婦が他人という考え方、なんだか寂しい」

という声も聞こえてきそうです。


●夫婦になった途端に・・・

せっかくなので、
改めて考えてみましょう。

まず、夫婦というのは
もともとはまったく違う環境で
生まれ育った「他人」です。

親も、兄弟も、親戚も違う。
学校も、友だちも、担任も、部活動も。
もちろん、培ってきた経験も違います。

そうすると、
価値観や考え方も違ってきます。

それなのに、結婚したら

「夫婦なんだから、わかりあえて当たり前」
という前提が

なぜだか二人の関係性に
生まれてしまいがちです。


●わかりあえるはず、と思ってしまう理由

「わかりあえて当然」
と思ってしまう理由は

ラブラブなときには、

お互いに相手の考え方や気持ちを
優先してあげることや
自分が我慢することが、苦痛ではないから。

だから、
そのラブラブが落ち着いてしまうと

そもそもの違う部分や、
あまり好きではない部分が出てきて

「こんな人だっけ?」
「なんでわかってくれないの?」

という思いが
どんどん大きくなってしまいます。

そうすると、ますます
相手のイヤな部分ばかり目につくようになり

一緒にいてもイライラしたり
うんざりしたりしてしまうようになるのです。


●気持ちがラクになる考え方

でも、生まれも育ちも何もかも違う
「他人」であることを忘れなければ

考え方や価値観が違うこと、
好みが違うことも、当たり前になります。

だって、他人というのは
「私とは別の人間」だから。

自分との違いや
好ましくない部分を

「許せない」と思うと
つらいものです。

でも、そこで

「へ~。この人はこういうとき、
こんなふうに考えるんだな」と、

自分とは違う生態の他人を
興味を持って観察してみることができると

相手に対するイライラが
ずいぶん減るのを感じるはずです。

夫婦が仲良く暮らすコミュニケーションのコツは、
こちらも参考にしてくださいね。

この記事を書いたプロ

松尾聡子

夫婦関係のカウンセリングのプロ

松尾聡子(Le Port(ル・ポール))

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