モヤモヤする「やさしさ」の正体は●●だった!
●夫がマウンティングしてくるタイプだと・・・
夫との関係が対等ではないことに
モヤモヤすること、ありませんか?
たとえば、夫にマウンティングされがちな関係です。
特に、夫が強気なタイプだったり
弁が立つ人だと
話し合いをしていても、
いつのまにか言いくるめられたり
一方的に非難されるばかりで
最後は、自分がダメな人間のように
感じさせられたり・・・
そうすると、だんだん
言いたいことが言えなくなってしまうものです。
だって、うっかり何か言ってしまったがために
10倍にして返されるのは怖いですから。
●マウンティングする人の心の中は?
相手に対して
マウントをとりがちな人は
本当は、
自分に自信がない人が多いものです。
だって、ちゃんと自分に自信があれば、
わざわざ相手を貶めたり、
自分を上に見せたりしなくても
ふつうに、冷静に
言いたいことを伝えることができますから。
相手のことを尊重しても
自分の価値が損なわれることはない、
と知っていれば
相手を下に位置付けて
マウントを取る必要はないわけです。
つまり、マウントを取る人は、
相手を貶めていないと、
自分なんかの言うことは聞いてもらえない、とか
自分の価値が感じられなくて
不安でしょうがない、ということです。
●パターンを変える
とは言うものの
相手に
「あなたは本当は自分に自信がないのよね」
なんて言っちゃったら
それこそ30倍くらいにして
言い返されてしまいそうです^^;
では、どうするか、ということですが
「マウントする側、マウントされる側」
という関係性のパターンを変えていきます。
簡単に言うと、
マウントする側が「親」の立場だとすると
マウントされる側は
「子ども」の立場になってるんですよね。
親と子はセットになりがちなので、
片方が子どもの立場になると
相手は自動的に
親の立場になっちゃうんです。
もちろん、逆もあります。
相手が親の立場で
厳しくガンガン言ってくると
こちらは「こわい」「逃げたい」という思いから
ついつい子どもの立場になっちゃいます。
つまり、マウンティングされてるときは
親子のような関係性のパターンができているので
そのパターンを崩すことで
マウントの関係性も変わる、ということです。
●「大人」の立場で答えてみる
たとえば、マウントされる側は
子どもの立場で
「ごめんなさい、怖いよー」
という心や態度でいることが多いです。
なので、子どもではなく
イメージとしては
仕事の場面での冷静な「大人」の心と態度で
対応してみる、というのがオススメです。
たとえば、
「つまり、それはどういうこと?」
「あなたはそう思うんだね」
「私は、こう思うんだけど、どう?」
みたいな感じです。
こんなふうに、
今までとは違う対応をすると
相手はびっくりすると思いますが
それこそが狙いです。
コミュニケーションは、
片方が関わり方を変えると
相手の反応が確実に変わります。
こうして、
よくないパターンを続けないこと。
とにかく、変化を起こすこと。
これが大事なんですね。
●どうしても相手が怖いときの対策2選
それでも、どうしても相手が怖くて
頭が真っ白になったときの対策を2つ、お伝えします。
(1)5歳児がなんか言ってる、と考える
どうしても怖いな、と思ってしまうときは
相手が夫ではなく
「自分に自信がない5歳児が
一生懸命強がって訴えてる」
と考えてみましょう。
「怖い」というよりも
「かわいそうに、よしよし・・・」
「頑張ってるなあ」
という、やさしい気持ちすら
湧いてくるかもしれません。
(2)話を打ち切る
ただ、あまりにも
相手が怖くて、頭が真っ白になっちゃって
何も言えなくなることも
あるかもしれません。
そんなときに
「ごめんなさい」になっちゃうと
また今までのパターンに戻っちゃうので
「今、怖くなって話せないから
今日はもう終わろう」
「また今度、冷静なときに話そうね」など
頭が真っ白になった、という事実を伝えて
話し合いを終了する、
ということも
パターンを変える方法の一つです。
●マウントしない、されない関係性をつくる
マウントされない、
マウントしない関係性に変えて
これから先の夫婦関係を
対等な話し合いができる、
そして、お互いに尊重しあえる関係になるよう、
ぜひ変えてみてくださいね。
うちの夫はなかなか手強くて自信がない・・・
という方は、
こちらで一緒に対策をねりましょう。
夫婦のコミュニケーションを
良好にするための会話のヒントは
こちらでもたっぷりお伝えしています。