「そんなにイヤなら、離婚すればいいじゃない」と言われるけれど
●離婚したいけど・・・
「本当は、もう夫のことは、少しも好きじゃない」
そんなふうに感じること、ありませんか?
「私って、本当は離婚したいんだろうな」
「離婚できたら、私のこれからの人生は楽しいだろうな」
本当は、心の中で答えは出ているのかもしれません。
でも、離婚ってやっぱり大きな問題です。
それに、特にお子さんがいると
自分ひとり(というか、夫婦だけ)の問題でもなくなるので
なおさら、決めづらいですよね。
それに、迷っているということは
「まだ他にできることがあるのでは?」
と思っていることでもあります。
でも、それが何かわからないし
できる気がしないから
やっぱり迷っちゃうんですよね。
●こんな心の声、聞こえてきませんか?
実際、いざ「離婚しよう」と思っても
こんな心の声が聞こえてきます。
「子どもはお父さんのことが大好きだから
悲しませるだろうな」
「今のパートでは
私一人で子どもを養う経済力もないし」
「親や親戚は反対するだろうな。
親戚と疎遠になるかも」
「離婚したい、なんて言ったら、
夫が激怒しそうで怖い・・・」
心配はいろいろと出てきます。
そして
「やっぱり、無理だろうな」
「もし、離婚するにしても
そういう問題をクリアしないとダメだよね」
「でも、クリアできる自信がない」
「といって、このままの結婚生活を続けるのもイヤ」
という思考の堂々巡りにおちいっている方、
いらっしゃると思います。
●堂々巡りを脱出する「魔法の質問」
というわけで、今日は
この堂々巡りを脱出するための
簡単な方法をお伝えしますね。
まず、自分に
こんなふうに聞いてみてください。
「もし、こうした問題が何も解決してなくても、
離婚することになったらどうする?」
たとえば、こんな感じです。
「子どもがお父さんのことを大好きでも、
離婚することになったら、どうする?」
▼▼▼
子どもにちゃんと説明して、泣いたら、
安心するまで話を聞いてあげよう
「今、経済力がなくても
離婚することになったら、どうする?」
▼▼▼
まずは役所に行って、
母子家庭の手当や援助について確認してみよう。
それからハローワークに行って、
派遣にも登録しようかな。
「親や親戚に反対されても、
離婚することになったら、どうする?」
▼▼▼
とりあえず、生活を軌道に乗せるのが先だから、
後で考えよう
「夫が激怒しても
離婚することになったら、どうする?」
▼▼▼
言ってみないとわからないけど、
ほんとに激怒したら、
誰かに間に入ってもらおう。
危険そうだったら、
子どもを連れて一時的に実家に行こう
いかがですか?
この質問を投げかけることで
止まっていた思考が動き始めるんです。
●八方ふさがりから脱出できると
もちろん、この質問をしたからといって
本当に離婚しなくてもいいんです。
大事なことは
八方ふさがりの思考停止状態から
脱出すること。
そうすることで
新しい解決策が生まれます。
そして、無力感が消えることで
夫に対するマインドが変わります。
そうすると、新しい話し合い、
新しい関係性が生まれます。
ぜひ、お試しくださいね。
一人で気持ちの整理をするのが
むずかしいときは、
大事な結論を出す前に、
一度、こちらで一緒に整理しましょう。
夫婦のコミュニケーションを変えていく
日々のヒントは
こちらでもお伝えしています。