長崎で介護タクシーで開業するには?

李泳勲

李泳勲

テーマ:起業家支援~長崎の未来を切り開け~

高齢化が進む日本では、介護や福祉関係のサービスの需要がますます高まっています。

その中で高齢者の移動をサポートする介護タクシーは、

坂の町長崎では重要な高齢者の交通手段となっており今後も需要の拡大が見込まれます。

また、介護タクシーは、法人だけでなく、個人でも開業が可能なため、比較的開業しやすい業種です。

しかし、許可を受けるにあたっていくつかの要件があります。

ここでは主なものを人的要件、設備要件、資金要件に分けて紹介します。

要件1.人的要件

①普通2種免許を保有しているドライバーがいる

②各営業所に配置する事業用自動車の数に応じた資格のある運行管理者、整備管理者がいる
  (5両未満は資格ある運行管理者・整備管理者を選任する必要はなし)

③指導主任者がいる(運行管理者が就任することが普通)

要件2.設備要件

①使用権限、使用承諾のある営業所があり、休憩仮眠施設がある

②営業所に隣接(原則併設、無理な場合は2km以内)した車庫があり、車両の長さ+1m
以上の広さがある車庫である

要件3.資金要件

開業資金全額の50%と開業資金+2か月分の運転資金を比較して多いほうの金額以上の自己資金を保有している

※この他にもいくつか細かい要件がありますので詳細はお問い合わせください。


申請に必要な書類

・一般乗用旅客自動車運送事業(福祉輸送事業限定)経営許可申請書および別紙様式1~11
・運行・整備管理者責任者履歴書及び資格者証の写し(5両未満は不要)
・運行管理規定
・運転者の指導要領
・自己資金を確認できる申請日以前1週間以内の申請者名義の預金残高を証明した残高証明書等
・計画する事業用自動車の使用権原を証する書面(車検証等)
・事業施設の位置図
・事業施設の平面図
・車庫及び休憩仮眠施設の求積図
・施設の写真
・施設の使用権原を証する書面(不動産登記簿謄本、賃貸借契約書等)
・車庫前面道路の道路幅員証明書(前面道路が国道の場合不要)
・申請事業の管理組織の構図
・就業規則及び給与支給規則

※ここであげたものは最低限必要となってくる書類です。
申請者の状況(法人か個人か等)によって必要な書類が追加される場合があります。

許可申請の流れ

1.許可要件確認及び書類作成
施設や人員、資金等が許認可要件を満たしているかを確認し、必要書類を作成していきます。

2.運輸支局へ許可申請
必要書類が揃ったら運輸支局へ申請します。審査には約2か月程かかります。

3.法令試験の受験
申請者は月1回行われる法令試験に合格しなければなりません。

4.許可証の交付

5.運賃の認可
認可まで約1か月程かかります。

6.車両の検査・登録・メーター取り付け
運賃が認可されれば事業開始可能です。車両の登録やメーターの取り付けを行います。

7.運輸支局へ運輸開始届の提出
運行開始後遅滞なく運輸開始届を提出します。なお許可後6か月以内に運行を開始しない場合は許可が失効になってしまいます。

介護タクシーの開業は当事務所にお任せください!


当事務所では経験豊富な行政書士が事業計画作成から開業までサポートさせていただきます。

ご不明な点等ございましたらお気軽にご相談ください。

【当事務所の報酬額】 

相談料 :3,900円(税込)/回

介護タクシー許可(一般・特定) 170,000円(税別)~

法人の設立: 60,000円(税別)~

※上記金額の他、別途申請手数料などの法定費用・実費が必要です。

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李泳勲
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李泳勲(行政書士)

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李泳勲プロは長崎文化放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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