長崎でデイサービス(通所介護)を開業するためには?

李泳勲

李泳勲

テーマ:介護事業所支援~現場のお悩み解決!~

高齢化人口の増加に伴い、デイサービス(通所介護)施設の重要性が注目されています。

デイサービスとは介護保険サービスの一つです。

要介護・要支援の方を対象に、日帰りで、入浴や食事などの介護サービス等を提供するものです。

今日はデイサービス施設の開業について説明いたします。

要件1.法人格の取得

個人事業主としてデイサービス施設を開業することはできません。

法人格が必要であり、主に利用される法人は次の4法人です。

①株式会社
②合同会社
③一般社団法人
④NPO法人

※上記4法人の違いと特徴等については、こちらをご参照ください。


要件2.施設の基準について

デイサービス施設は、次の施設基準を満たさなければなりません。

・静養室、相談室、事務室を設置。
・食堂・機能訓練室(利用者1人あたり3㎡以上)を設置。兼用可。
・トイレ、浴室、厨房を設置。
・通所介護に必要な設備、備品を設置。
・消火設備その他の非常災害に際して必要な設備を設置。

※、設備等は、当該指定通所介護事業所用として専用でなければなりませんが、利用者への指定通所介護の提供に支障がない場合等は、他の事業と共用することができます。

要件3.人員構成

①必ず置かなければならない人員
・常勤管理者 1名
・生活相談員(社会福祉士、介護福祉士など) 1名以上

②利用者が10名以下の場合
 ・看護職員 (看護師又は准看護師)又は介護職員 1名以上
 ・機能訓練指導員 1名以上
 
③利用者が11名以上の場合
・看護職員 (看護師又は准看護師)
・機能訓練指導員 1名以上
・介護職員 1名以上(利用者数に比例します)

※生活相談員または介護職員のうち1名以上は常勤でなければなりません。


設立までの流れ

①デイサービスの基本事項の決定
 ・開業場所の調査
 ・市場規模の調査

②施設の選定・不動産契約など
 ・デイサービス施設の適合した施設を確保します。

③法人格の取得
 ・株式会社、合同会社、一般社団法人、NPO法人等を設立します。

④事業計画書の作成
 ・デイサービスの運営に基本方針と、数値目標とを盛り込んだ計画書を作成します。

⑤事前協議と工事着手
 ・施設、設備について行政機関の確認を受けます。問題なければ工事に着手します。

⑥人員確保
 ・開業後に働く人員を募集します。

⑦申請書類の提出
 ・工事が完了しましたら、県もしくは市に対して施設許可申請を行います。

⑧開業準備
 ・職員の研修
 ・重要事項説明書、契約書等の書類作成
 ・広告、営業など

⑨開業
 ・いよいよ開業です!

長崎のデイサービス開業は当事務所にお任せ!

当事務所は、介護事業コンサルタントと連携し、設立後も充実のサポートを行います!

法人設立から開業まで、難しい手続をすべてお任せください!

【当事務所の業務内容と報酬額】
法人設立 : 70,000円(税別)~

デイサービス開業支援 : 150,000円(税別)~

開業後の経営コンサル: 別途お見積り

デイサービスの開業についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください♪

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李泳勲
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李泳勲(行政書士)

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