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良いことを習慣にする

折山旭

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テーマ:幸せの提案



【ライフキャリアコーチング】

必要にせまられたり、きっかけがあったりすることで、何か行動を変えようと思うことがあります。

固い決意と鉄のハートがあれば行動変容につながるかというと、実はそうでもないことも多かったりします。
気持ちの熱いときは良いのですが、のど元を過ぎて熱さを忘れてしまったり、三日坊主になってしまったり。
そうなると、残念ながら徐々にフェードアウトすることになってしまいます。

今日は良い行動を習慣化するためのポイントを3つお伝えできればと思います。
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何か行動を変えようとして、それを成し遂げたいと強く思うのであれば、まずは良い自己イメージを持つことが大切です。

そもそも自己イメージにないことを実行しようとはしませんし、良い自己イメージを持つことができると、人は無意識でも自己イメージにあることを実現しようとします。
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次に必要なことは、できるだけ心理的なハードルを低くする工夫をすることです。

散歩をしていて、いきなり富士山に登ろうとする人は、なかなかいらっしゃらないと思います。
何の装備やトレーニングもなく、突然に高い山の頂を目指しても、体力・技術的にも、メンタル的にも、途中で挫折する可能性の方が高くなってしまいます。

私はマラソンをしますが、以前は仕事が終わって帰宅してから夜トレーニングをしていました。子どもができ育児もしたくて、夜は走ることが難しくなりましたので、あるとき朝トレーニングをしようと決めました。
ところが、夜ふとんに入るまでは「朝早く起きて絶対に走る」と思っているのですが、朝起きると寒くて布団が恋しかったり、疲れていてまだ寝足りなかったりで、なかなか着替えて、体操をして、シューズを履いて、走り始めるところにまで至りませんでした。
そこで、ハードルをぐっと低くして、まずは毎朝いったんは5時に起きてみることから始めました。一回起きればとりあえず良しとして、まだ寝足りないと思ったら、また寝てしまうこともありました。
だんだんに同じ時間に目が覚めるようになれば、次は着替えるところまでを目標にしました。ちゃんと着替えることができたら、とりあえず良しとする。そこからシューズを履いて走りに出てもいいし、寒かったら玄関で引き返してもOK。雨が降っていたら積極的な休養日と思うことにしました。
おかげさまで、今は朝早い仕事もなく、天気さえ良ければ、ほぼ毎朝トレーニングすることができています。

心理的なハードルをあえて低くすることで、スモールステップでも、着実に行動することで成果につながりますよ。
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3つ目は、行動を起す推進力にするために、宣言することです。

周囲に宣言することで、自分が「本当に自分がしたいこと」かどうか確認することもできますし、迷いを振り切って行動を変えていくための推進力にもなります。

ご家族様でも友人でも大丈夫です。本当に自分がしたいことで、必ずなしとげたいことなら、周囲にどんどん宣言しちゃいましょう。
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良いと思われる習慣の積み重ねが、より良い人生につながります。
ぜひ良い行動を、どんどん習慣化していきましょう!!

「より良い未来にするために、何を宣言したいですか?」

ライフキャリアカウンセラー 折山 旭

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折山旭
専門家

折山旭(公認心理師)

信州ライフキャリア研究所

カウンセリング・キャリアコンサルティング・コーチング・人事労務コンサルティングの4つの「C」で、ライフキャリアとコミュニケーションの開発を通じて、働く人と組織の問題解決・課題達成をサポート。

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