お互いの違いを認めて、豊かな人間関係を築くには?

実際に緊急に処理しなければいけない仕事って
あるのは事実です。
例えば、今日が納期の仕事とか?
今日中のクレーム対応とか?
そうであれば、誰しも今日中に片をつけようと
必死にがんばるでしょう。
なぜなら、上司やお客様に怒られてしまうから
ということでもあるだろう。
とにもかくにも緊急対応が必要だということだ。
しかし、悩ましいのは、緊急ではないが重要な
仕事の場合だ。
ある意味、必ずしも今日やらなくても怒られない
仕事でもある。
例えば、上司から頼まれ仕事で納期は3日後と
しよう。
今日ここまで終わらせてないと、最後はやっつけ
仕事になってしまうと分かっていても、ついつい
明日へ先延ばししてしまう。
また今日、あるお客様を訪問し説明をしなければ
いけないのに今日は疲れてるし、寄る気にならない
という理由で訪問しない。
すると結果、今月の売上を逃すことになるかも
しれない。
とは言え、次回近くに来たときに寄ればいいや
なんて自分に言い訳して誤魔化す。
こんなことをやっていると、おそらく1週間、
2週間なんて、アッという間に過ぎ去って
しまうだろう。
これは、少し耳に痛い話かもしれない。
もう一歩がんばれる人とがんばれない人との
間には大きな隔たりがある
その隔たりを実感してもらうために数字で
考えてみよう?
あなたが毎日1パーセント成長したとしよう。
1年で250日働くとして、毎日もう1歩
がんばって1パーセントずつ成長していった
としよう。
その場合、現在のあなたの力を1とすると、
今日もう1歩がんばって、
1×101パーセント=1.01
明日もう1歩がんばって、
1.01×101パーセント=1.02
3日後ももう1歩がんばって、
1.02×101パーセント=1.03となる。
さて、1の力だったあなたは、250日後何倍の
力になっていると思われますか?
2倍?、3倍?、5倍?
そんなもんじゃない、実は12倍になっている
のです。
ちなみに、毎日2%なら138倍
毎日3%なら1,572倍
毎日1%の違いが、驚く程の差を生むのです。
まさに「ちりも積もれば山になる」
「毎日、もう1歩がんばることが成果を生む」
これを意識して毎日を過ごしていただろうか?
お金は失っても、がんばれば取り戻せる。
しかし、失われた時間を取り戻す事は不可能だ。
だとすれば、今日から毎日もう1歩をがんばって
みませんか?



