嫌いな人が目の前からいなくなることはない
座るだけが禅や瞑想じゃない!?
意識を今この瞬間の感覚に集中させる
方法は、座ってやる瞑想や禅以外にも
あります。
それは、「動く禅(瞑想)」です。
五感をいかに活用するかがポイント
かもしれません。
たとえば、頭の上に茶碗等をおいて
茶碗の重さ(感覚)を感じながら
・・(茶碗禅)とか
歩きながら、足の裏の感覚に意識を
合わせながら
・・(歩行禅)とか
お皿を洗っている時に手の感覚を
感じてみる
・・・(洗い禅(笑)?)など
いずれにせよ、名称や態様は別として
これらも禅(瞑想)の1種です。
要は、五感を研ぎ澄ましてそれを
感じ取り味わい没頭している状態が
重要なのです。
それで言えば、サイクリングなどの
スポーツだって、肌に当たる風や漂う
匂いに意識や感覚に集中し、無心に
ペデルを漕いでいる、
そんな状態「動く禅(瞑想)」と
言えるのではないでしょうか。
また、目的地に着けば木陰のベンチに
座ってゆっくり内省し、観照(心を
みる)タイムを作ることもできます。
その時は、すでに雑念が消え、心は
とても穏やかで静かになっていると
思います。
こんな時こそ、不思議と閃きが降って
くるものです。
だから、それを忘れないようにメモ等の
携帯をオススメします。
であれば、これもまた「サイクリング禅」
と言っていいかもしれませんね。
もちろん、他のスポーツでも同様です。
そもそも、運動不足も解消されるし
何よりすがすがしい気分になれます。
座るのが苦手という方は、その形に
こだわることなく工夫をすれば、
案外実践のハードルは下がると思い
ます。