仰ぐべき師との出会いが、一流を生み出す
「できる人」と「できた人」の違いとは?
「できる人」とは、能力が高くスキルを持った周りから飛び抜けている人と定義
できるだろう。
一方、「できた人」とは、人間性(人柄)がよく周りから尊敬と信頼を得ている人だ。
もし、あなたがどちらか一方になれるとしたらどちらを選ぶだろうか?
そりゃ、MLBの大谷選手のように両方を兼ね備えた人もいるだろうけど、それは例外
ということで(笑)。
一概には言えないと思うが、「できる人」より「できた人」になりたいという人が
多い気がする。
では、そもそも「できた人」への第一歩とはなんだろう?
それは、周りへの気遣いができるかどうかではないだろうか。
つまり、相手の気持ちを察し、さりげなく、さっと先に動けるかどうかということだ。
多くの場合、気遣いが抜群に上手な人たちというのは、過去における失敗や苦労の
体験を通じて、人にもまれて人を知るということを体験的に学んできた人達ではないか。
別の言い方をすれば、心を鍛えられた人達とも言えるだろう。
有り体に言えば、人の痛みが分かる人だ。
「直感」と「思いつき」の違いとは?
ところで、「直感」と「思いつき」も似て非なるものだ。
「思いつき」は、自己完結(自己満足)だ。
そして、そのベースは、過去の「自分の記憶(経験、価値観、基準、知識…等)」が
組み合わさったもの」ではないか。
自己完結であるがゆえにその思いつきが今の状況や関わっている人たちにそのまま
ぴったり合うとは限らないことも多い。
一歩間違えば、ある意味、思い込みに近いのかもしれない。
良い意味で、それが機能する分には問題ないが、あまりにそれが強くなりすぎると
歯止めが効かず暴走する危険性だってあり得る。
一方、「直感」は、関係性による創発だ。
「誰か(何か)」と繋がったり衝突して新しく生まれたもの」
相手の強い思いや高い理想に触れたり現状や困っていることを深く聞いたり要望や
本音(本心)を知ることで、周りを良くするために「パッ」と、閃くのが直感と
いえよう。
「できた人」とは、思いつきでななく、鋭い直感力を磨き上げてきた人とも言える
のではないだろうか。
あなたは、直感力を磨くのに何かやっていることはありますか?