本物の苦?と偽物の苦?
計画は自分に対する約束だ
計画立てたことはあるけど、一度も
その通りにいったためしがない
なんて経験はないだろうか?
だから、計画なんて立てたって時間の
ムダだって言う人もいる。
本当にそうだろうか?
そもそも計画を立てる目的は何だろう。
もしかすると、計画通り進めなければ
計画じゃないと思い込んでいるじゃ
ないだろうか。
でも、それは、間違っている。
ところで、計画を立てる目的は3つある。
(1)今やるべきことを明確にするために計画を立てる
そもそも、登る山が決まらなければ、
一歩も前に進めない。
とにかく今やるべきことを明確にする
ことが重要だ。
それがわからなければ、いたずらに
時間を浪費するだけだ。
時間は命と同等と考えれば、あまり
にお粗末な話だ。
すなわち、行き当たりばったりじゃ
時間、いや、命の無駄遣いという
ことになる。
そうならないためには、ゴールから
逆算することが常道だ。
(2)具体的な成功をイメージ し、やりきると 決める
行動に移さず、躊躇している間に、
ライバルに後れを取り、結果
絵に描いた餅になりかねない。
(3)自分と約束(コミットメント) すること
仕事のできない人は、上司に見せる
ための計画を立てる。
だから、本筋からはずれている分、
よく練られていない。
つまり、どこか他人事であり、
自分自身とコミット(約束)して
いないということだ。
約束だとの認識がなければ、守ろう
とする意志も働こうはずもない。
当然ながら、その場しのぎの提出が
目的になってしまってる。
挙げ句の果て、本人自身がその内容
さえも忘れてしまっている始末に。
後は、会議前に会議で突っ込まれない
ようにと慌ててファイルの中に眠って
いる計画を引っぱり出すことぐらいが
出番となる。
反面、仕事のできる人は、自分と約束
するために計画を立てている。
故に、それは考え抜かれている。
毎日計画を見て、進捗状況をチェックし、
都度修正を加えながら仕事を進める。
それこそが、ホンモノの仕事のできる
人と言える。
彼らは、使えるツールは余すことなく
使いこなす。
たとえば、スマホ等を駆使して時も場所も
選ばず随時計画の管理をしているはずだ。
あなたは、日々計画をチェックし、
必要に応じて計画を修正することを
習慣化できていますか?