組織の健康度を測るための2つの目安
成長のスピードは決断のスピードに 比例する
決断とは、結局の所、次の3つだ。
「やるか、やらないか、検討するか」
どんどん決断していけば行動も早くなり、
結果がでるのも早いのは自明の理だ。
たとえ、それでうまく行かなくても
決断が早ければ、軌道修正も早い。
ところが、そんなこと百も承知でも
「言うは易く行うは難し」が現実だ。
「素早く決断し、行動したい」
ところだが、それが難しい。
なぜ決断できないのか?
それには、理由が3つあるのではないか?
1つ目は、「人に相談しない」
優柔不断な人に限って、人に相談せず、
一人で抱え込んでいる人が多い。
忙しく体を動かして仕事をすることで
決断しなければならない問題を先送り
してしまう。
しかし、それでは何の問題の解決には
ならないはずだ。
本来、上司に相談してアドバイスを
もらったり、他者と話すことによって
解決の糸口が見えてくることもよく
あるはずなのに・・・。
2つ目は、「頭をクリアにし、じっくり
考える時間を取っていない」
ただし、考える時間を取れたとしても、
考える前にまずは頭から雑念を取り
去ることが大事だ。
そのためには、座禅でも瞑想でも形は
なんでもあっても良い。
要は、一旦思考をクリアにすることが
できるかということだ。
そうやって、頭のスペースが空いた分
じっくり考えられるはずだ。
もちろん、そのための時間と場所を確保
する努力は必要なのは言うまでもない。
3つ目は、「パーフェクト(完璧)に
こだわりすぎる」ことだ。
取りあえず、決断したら動いてみる
ということだ。
実際のところ、頭の中でいくらシミュレ
ーションしても実際にやってみないと
結果は分からない。
要は、やりながら軌道修正していけば
いいってことです。
「まず、行動ありき」です。
さて、あなたは、あなたの組織は、
今日、何を決め、何を行いましたか?
また、明日は何を決め、何をやりますか?