体験(経験)に優るものなし
会社が儲からない本当の理由は何か?
経営の神様”松下幸之助”さんは、
この質問に次のような趣旨で
答えている。
「儲からない企業と言うのは、
従業員が成長しない企業」
「成長したい人材が辞めていき、
成長したくない人材が留まって
いるような会社」
「会社の成長とは、すなわち従業員
一人ひとりの成長の総和なのだから」
という言葉を残しています。
確かに社員が望むものの中には、
・給与を高くして欲しい
・休みを増やして欲しい
それらも当然入っているでしょう。
給与や休みよりも望むものは?
しかし、もっと大事なことは、
別にあるということです。
それこそ、「今の仕事を通しての
自己の成長」が図れるのか?
そして、それを実感できるかって
ことです。
自己の成長とは、誰かのために役に
立っていると感じるときに実感で
きるものです。
それを実現できる一番身近なものの
正体が仕事なんです。
なぜなら、世の中に役に立たない
仕事は存在しないからです。
当然の帰結ですが、役立たない仕事は
淘汰されていきます。
そう考えれば、今、あなたに仕事がある
ということは、間違いなく誰かの役に
たっているということなんです。
あなたの仕事の先に喜び、幸せ、満足を
得ている人々が間違いなくいるという
ことです。
例えば、一流スポーツ選手の大谷選手や
引退したイチロー選手でもそのプレーに
よって感動や勇気を与えてくれます。
彼らにとって野球は仕事(天職)です
よね。
そして、彼らは日々成長すべく努力を
し続け、素晴らしいプレーを見せて
くれます。
元来の才能に甘んじないたゆまぬ努力が
野球(仕事)の質を向上し続けているの
です。
仕事を通じて 自分の役割(天職)を見出せる人生は 素晴らしい
彼らをみれば分かるように仕事を通じて
自分の役割(天職)を見出せる人生は
素晴らしいものです。
もちろん、お金(報酬)は大事です。
しかし、それはあくまで結果であり、
あなたが誰かに与えた喜びのリターン
として戻ってくるものです。
役割(天職)は自ら気づくもの!?
その役割(天職)は、誰かが教えて
くれたり、与えてくれるものじゃ
ありません。
自らが気づく(見つけ出す)ものです。
ただし、簡単には見つからないし、
また、思っているだけでも見つけるのは
難しいでしょう。
なぜなら、それは見つけるものでなく
”気づくもの”だからなのでしょう。
だとすると、できることは、目の前の
仕事に本気で取り組むということだけ
ではないでしょうか?
あなたは、自らの人生の役割(天職)
に気づいてますか?