3つOSをバージョンアップして組織や人を活性化する
「手抜き」という「悪魔のささやき」に 耳を貸しちゃいけない
向上心旺盛で日々「仕事のコツ」を
掴もうと努力し続ける人がいる。
その一方で、もう仕事は全部覚えた
とうそぶきなんとか楽ができないか
「その場しのぎ」や「手抜き」に
腐心する人もいる。
あなたの周りは、どうだろうか?
誰しも入社した頃は、必死に仕事を
覚えようと努力していたはずだ。
ところが、しばらくするとある程度の
レベルの仕事ができるようになる。
そうなると、不思議とその人の持つ
本来の特質というか性格が表に現れる
ことがある。
「仕事のコツ」と「その場しのぎの手抜き」が同じに見える?
そもそも、「仕事のコツ」と「その場
しのぎの手抜」は、まったく別物だ。
しかし、一歩間違うと端から見た時、
同じようにみえてしまうことがある
から始末が悪い。
本来仕事の質を高めるのがコツで、
仕事の質を低下させるが、その場
しのぎなのだが・・・。
ただ要注意なのが、時折、「その場
しのぎの手抜」は「効率がいい」と
いう仮面を被ることがあるからだ。
そうなれば、誰であろうと一時的に
見誤る可能性も否定できないわけだ。
では、ここで具体的な例をあげて
みよう。
お客様を訪問する営業の仕事を
イメージして欲しい。
新人の頃は、何を聞かれても良い
ように必死に悩んで準備していた
はずだ。
カバンいっぱいに カタログや参考
資料を詰め込んで訪問していた。
ところが、次第にパンフや資料を
持って行くのが邪魔臭いからと億劫に
なってくる。
そうなると段々カバンの中身もどんどん
軽くなっていく。
さらに、訪問の目的や商談イメージも
考えることなく、惰性で訪問するように
なる。
こうなってしまうと、顧客に質問なり
要望を受けてもすぐに対応できるにも
関わらずに
「メーカーから取り寄せないといけない
ので2~3日かかります」と平気で返答
したりする。
実際は、会社に「ある」にも関わらずだ。
こんなその場しのぎや手抜が横行しだすと、
「これくらいいいだろう」と基準が甘く
なり、その低下に歯止めが効かなくなって
いくから怖い。
実際こんな人はいないと信じたいが、
もしこういった仕事への考え方を持って
いる人がいたとしたら、
その人は、意外にほどほどに仕事ができて、
物知りでしゃべりもうまかったりする。
なのに、今ひとつ成果がでないってことが
多い。
また、こういう人に限って、「仕事は
効率的に要領良くやんなきゃね!」
とうそぶいたりもするもんだ。
ましてや、あろう事かコツコツ真面目に
努力にしている人に向かって言ったり
するからなお始末が悪い。
あなたの周囲には、そんな無責任な人は
いないだろうか?
もしもいたにしても、「悪魔のささやき」
に決して耳を傾けてはいけません。
仕事への姿勢の違いが「コツコツ努力する人」と「手抜きの人」を分ける
結局は、仕事に対する姿勢の違いが、
コツコツ努力する人と手抜きの人を
分かつのだろう。
成長に近道はないと知るべきでしょう。
成長曲線でも証明されているように
すぐに結果(成果)はでないのは事実
です。
しかし、愚直に根気強く努力することで、
来るべき時機にあなたはぐーんと成長した
という実感を味わうことができるはずです。