上手くいかないと感じたら、場を清める
人こそ事業活動で価値を生み出す源泉
人こそ事業活動で価値を生み出す重要な源泉の一つ
です。
その重要な源泉として、職場の一人一人が健康で
生産性の高い仕事をしてもらうことが必要です。
そのためには、体の健康だけにかかわらず心の
健康も大切であることは言うまでもありません。
さらに、いつでも高いパフォーマンスを発揮できる
ようにメンテナンスを怠らないことも重要です。
逆に、不健康な組織の場合、生産性に直接悪影響が
でます。
つまり、組織の一人一人が健康でなければ健康
(健全)な組織とはいえません。
だとすれば、いかに快適な職場環境を整備し、
意欲を持って働き、生産性を上げもらえるかは
重要な経営課題と言えるでしょう。
その対策として、思い浮かぶのは、定期健康診断や
ストレスチェック等といったところでしょう。
それを上手に使って社員の健康状態を客観的に把握
することが大事なのは言うまでもありません。
そして、労働法上のリスクも無視できません。
具体的には、長時間労働などが状態化していると
健康被害が生じる可能性大です。
事案によっては、安全配慮義務違反に問われたり、
労災の対象になったり、民事損害賠償の対象に
なったりすることになってしまうリスクがあります。
ただし、法律で決まっているから行うとか努力義務
だからやらないということではなく戦略的な意思を
もって、それらを行うことが重要です。
組織の健康と個人の健康は、本質的には同じ
健康は、病気じゃないというだけでなく、より意欲を
もって活動できる状態であることが、その本質である
と考えます。
ところで、どんな状態であったら端から見て健康だと
感じるでしょうか?
その一つは、「笑い」です。
笑顔の溢れる人をみて不健康と感じることは
ありません。
むしろ快活で積極的に生きる人と映るのではない
でしょうか。
それは、組織においても同じです。
笑顔が溢れ、明るい声が行き交う職場は、健康職場
である可能性がかなり高いといえます。
また、実感としても、そもそも組織でも笑いが
絶えない職場はパフォーマンスが高いと感じる
ことが多い。
「お年寄りになって一番大切な筋肉は
どこでしょう?」
「国民年金(筋)!」
なんてつまらないネタでも笑うことが大切
なんです(笑)
冗談はさておき、笑いでガンも治ったなんて
話も聞いたことがあるくらいですから、
その効果は絶大です。
2つ目は、声を出すことも大事です。
得てして、笑顔なあふれる人で、小声の人を
みたことがありません。
これは、職場でも同じで、笑顔溢れ活力ある
職場で声が小さいところを見たことが
ありません。
とは言っても、いきなり声を出せと言っても
難しいでしょう。
では、そのやり方をご紹介します。
①顔を45°上げ、背中をぴんと伸ばします。
(肩甲骨と肩甲骨を合わせると体が一直線
になる)
②その体をリラックスさせながら揺らします。
③そして、恥ずかしがらずに声を出す。
こうやって、声を出すと体の隅々まで血液が
流れます。
さらに笑うことで横隔膜が上下してポンプの
役割をします。
すると体の隅々まで血液が流れます。
このように、「笑うこと」「声を出す」
というシンプルかつ個人も組織も健康状態を
はかる簡単な目安となる方法です。
あなたの会社は、笑顔が溢れ、元気な声が
飛び交ってますか?