Mybestpro Members

内布誠プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

リーダー育成「7・2・1」の経験則

内布誠

内布誠

テーマ:人材育成

リーダー育成の上手い会社とは?


リーダー

リーダーの育成の上手い会社は、
研修のみに頼っているわけではない。

そういう会社は、仕事現場での経験と
上司らの薫陶を通じて、次世代の
リーダーが育てられている。

そうやって育ったリーダーが、
さらにリーダーを育成するという
好循環を生んでいるわけだ。

その連鎖が世代間・組織の断層間で
うまくつながっている。

つまり、リーダーシップのパイプ
ラインが生まれているということだ。

それは、まるで滝(カスケード)の
ようなものかもしれない。


リーダーの与える薫陶とは?


薫陶

ここで言う薫陶とは、
一歩先をいくリーダーが、若手に与える
仕事上の機会やそこでの経験のことだ。

彼らは目立たぬ支援や経験を通じての
価値観や持論を伝授・浸透させていく。

この経験と薫陶を通じて、次世代リーダーが
育成されるというわけだ。


「7・2・1」の経験則


指導


リーダーシップの研修・研究機関の調査によると

リーダーシップが発揮できるようになる上で
有益だった出来事とは?と聞かれた結果


・仕事上の経験       7割


・リーダーシップを発揮して
いる人を通じての薫陶    2割


・ 研修やセミナー       1割 


これが、リーダー育成における「7・2・1」の
経験則だ。


リーダー候補には一皮むける経験を?


プレゼン

仕事上の経験が7割との結果を踏まえれば、
リーダー候補にどのような経験を誰の下で
積ませるかが重要ということだ。

つまり、リーダーとして
「一皮むける経験」をどうさせるか?

また、その経験の中で接したリーダーから
何を学び取ってもらえるか?

ということが大事なことになる。

本来、仕事の場でリーダーシップも含め
育てていたのが元々日本の知恵だった
はずだ。

だとすれば、
現場を通じて人材を育成していくという
切れ目ない人材育成。

これをどう構築していくかがポイントに
なるわけです。

今後を見据えれば、AIが現場を席巻する
ことを止めることは困難だろう。

しかし、そもそもリーダーを育てるのは
人であることに変わりはないはずだ。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

内布誠
専門家

内布誠(社会保険労務士)

ウチヌノ人事戦略事務所

特定社会保険労務士としての専門知識をもちつつ、会社の活性化と経営者・社員磨きのための研修を開催中。ワクワクする職場環境を目指して、全力でお手伝いいたします!

内布誠プロはテレビ宮崎が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

会社中をワクワクさせる人材育成(研修)のプロ

内布誠プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼