はじめまして。MAIFYラボ 代表の淵之上 政俊(ふちのうえ まさとし)です。
宮崎で、AI・ITの導入と業務改善の伴走支援をしています。
2026年7月に首都圏から宮崎へ戻り、8月に開業しました。
最初のコラムでは、役に立つ情報の前に、私がなぜこの仕事を始めたのか、これから何をしたいのかを書いておきます。
先にお伝えしたいことは1つです。AIのことが全く分からなくても構いません。何から始めればいいか分からないところから、一緒に考えます。
宮崎で働きたかったのに、県外へ出ました
学生のころ、宮崎で就職したかったのですが、魅力的な会社が見つからず、福岡の合同説明会に行きました。そのまま県外で働くことになり、2000年からシステムエンジニアとして、首都圏の開発現場で仕事を続けてきました。
宮崎で働きたかったのに、県外に出るしかなかった。その悔しさは、ずっと残っていました。
AIに関わる仕事をする中で、その思いがふつふつと強くなってきました。AIなら、人手が足りずに困っている宮崎の個人事業主や会社を、いまの自分の力で助けられる。宮崎の若い人が、私のように県外へ出なくて済むようにしたい。その力を宮崎で使おうと決めて、戻ってきました。
AIありきでは考えません
「AIが良いのは分かっている。でも、うちの会社は何から始めればいいのか」。講座や勉強会でよく聞く声です。道具の名前は知っていても、自分の会社のどの仕事に当てはめるかが見えない。
だから私は、最初に「何を入れるか」を考えません。まず仕事の中身を細かく伺って、無くしてよさそうな仕事を確かめるところから、一緒に探していきます。業務の流れを整理するだけで解決することは珍しくありません。やめてしまえるなら、それがいちばん安くて速いからです。
AIは魔法の箱ではありません。入れれば何とかなるものでもない。でも、使い方を間違えなければ、人手不足の現場を確かに助けてくれます。
誰も置いてけぼりにしません
宮崎市の社会教育講座で、スマートフォンでAIを使う入門講座を全3回担当しました。参加されたのは60代から80代の方が中心です。専門用語を使わずに、その場で一緒に操作しました。
道具がどれだけ高機能でも、使う人が置いていかれたら定着しません。だから「全く分からない」ところからで構いません。分からないことを、分からないと言っていただけるほうが、話は早く進みます。
これからのこと
2026年8月に創業したばかりですので、宮崎での支援の実績はこれからです。
10年後、宮崎の若い人が「地元に残りたい」と思える地域になっていてほしい。中小企業が元気になって、魅力的な仕事と雇用が生まれていれば、かつての私のように泣く泣く県外に出る必要がなくなります。
そのために、まず現場の時間を生み出して、その時間を会社の次の挑戦へつなげる。AIは仕事を奪うものではなく、よきビジネスパートナーです。仕事を任せて、空いた時間で今までできなかったことを生み出す。その形を、宮崎でつくっていきたいと考えています。
まとめ
- 宮崎で働きたかったのに県外へ出た悔しさが、この仕事の出発点です
- AIありきでは考えません。やめられる仕事を探すところから始めます
- AIのことが全く分からなくても、一緒に考えます


