空調機器に指定以外の冷媒ガスの使用は
エアコンの省エネ性を高めるいろいろなアイデアがございますが、
今回は水の活用に注目してみたいと思います。
まずは、室外機への散水。
これは、高圧異常の防止と高圧運転の抑制により
エアコンの省電力化を図ることを目的とするものです。
これで冷房効率は向上することでしょう。
ただし、商品によっては水道水をそのまま散水するものもあり、
その水の成分の影響からフィンの腐食やスケールの付着が考えられ、
熱交換効率をかえって悪くする場合がありますので注意が必要です。
最近では、
そんな問題を解消するためのフィン腐食防止コートのスプレーや、
散水に使う水に工夫をこらす装置も出てきています。
次に、空間へのミスト。
ミスト空調をしておられるところを結構見かけるようになりました。
また、業務用の扇風機にミスト装置のついたものも出回っています。
水が蒸発するときに空気の熱を奪ってくれる気化熱効果で冷却してくれます。
このように、
エアコンはよき相棒をもつことで省エネ性を高めることができます。
エアコン本体に省エネ機能が搭載されているものの、
さらなる省エネのパワーアップをはかるため、
水の活用を考えてみてはいかがでしょうか。
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