エアコンの寿命と判断する材料は
エアコンの組合せで、ペアとマルチについて前のコラムでは述べました。
そこで中小規模施設の空調の場合、
エアコンの組合せは何をポイントに考えればよいでしょうか?
ウチの会社ではズバリ、不具合発生時がポイントと考えています。
エアコンに不具合がでると、保護装置が働いて停止してしまいます。
停止したときに影響を最小限に抑えることが大切です。
もし、仮に飲食店などでエアコンが止まってしまったら、
ご利用のお客様を不快にさせてしまうことは間違いありません。
これがマルチになると、
室外機につながる全ての室内機が停止する可能性があり、
補助するエアコンもないことから大変なことになります。
さらに、サービスマンが到着するまでガマンしてもらわなければなりません。
室外機はコンパクトになりますが、
この点は意識しておく必要があります。
それがペアになると、
万が一不具合が発生しても、そのエアコンが停止するだけなので、
他のエアコンがしっかりサポートしてくれます。
だから、サービスマンが到着するまで何とか対応してもらえるのです。
室外機は室内機設置台数分並ぶことにはなりますが、
安心できる組合せであると思っています。
従って、室外機を設置するスペースがあるなら、
ペアタイプを複数組み合わせることをご提案しています。
暖房であれば、不具合のときに補助暖房器具で対応して下さる方もおられます。
しかし、冷房はどうしようもありません。
ペアかマルチか?
ウチの会社であれば、きっとベストなご提案ができると思いますよ!
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