業務用空調で考えるPM2.5対策は
エアコンは室外機の設置方法や形状によって区別することもありますが、
室外機と室外機の組合せによって区別することがあります。
その区別するタイプは、ペアとマルチ。
ペアタイプは、その名の通り1対1。
即ち、室外機1台に対して室内機1台の組合せとなるタイプで、
標準一般的なものです。
ウチの会社では、このタイプのエアコン工事をよくやっております。
次にマルチタイプですが、
室外機1台に対して室内機を複数台組み合わせることが可能なタイプ。
個別に空調したいところがたくさんあるけれども、
室外機の設置スペースがあまりないというところにはピッタリ。
例えば、大きなビルを想像してもらえればわかると思いますが、
ビルのフロアごとの個別空間にエアコンがたくさんついているにもかかわらず、
室外機がそんなに多く見当たらない。
しかし、屋上にいくと室外機が限られたスペースにコンパクトに設置されている。
まさにマルチタイプがピッタリくるところです。
だから、ビル用マルチとしてエアコンの商品ラインナップにもあります。
しかし、大規模施設のところであればいいのですが、
中小規模のところはどうすればいいのかというご相談を受けることがあります。
それが室外機の設置スペースの問題であれば、答えも八ッキリしてきます。
ただ使用勝手の問題となると、ペアとマルチのタイプそれぞれに一長一短があり、
なかなか難しいところが正直ございます。
そこで、大規模よりはむしろ中小規模の空調設備を得意とするウチの会社が、
エアコンのペアとマルチの選択で大切にしているポイントを次回で述べたいと思います。
おこしやす!㈱京都設備のHPへ