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倉本和幸プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

エアコンの省エネ性を示す基準は

倉本和幸

倉本和幸

テーマ:空調省エネの疑問、一答涼暖!

「省エネで電気代がこれだけお得」などと
エアコン宣伝用のカタログやチラシを見る機会が
増えましたね。

この表示に対して、
きちんとした消費電力の算出基準があるのを
ご存知でしたか?

(社)日本冷凍空調工業会の規格として、
期間消費電力量の表示に関する算定基準がございます。
この内容はカタログに小さな文字か端に書かれており、
意識して見ないとわかりにくいと思います。

そこには下記のような基準が・・・

○東京が外気温度のモデル
○使用時間が6時から24時の18時間
○冷房期間は6月2日から9月21日までの3.6ヶ月
○暖房期間は10月28日から4月14日までの5.5ヶ月
○設定温度は冷房27℃、暖房20℃

これだけの期間と時間で、
どれだけの人がお使いかということです。

エアコンの使用頻度の高い人や
かなり古くなっていたエアコンを取り替えた人には、
省エネ効果が大きく実感できたでしょう。

一方、あまり使用されない人には、
期待はずれだったかもしれませんが、
逆に日頃から節電運転ができているものと思います。

みなさんにもこの基準をご参考の上、
使用頻度で大きく変わる省エネ効果の実際を
わかっていただければ幸いです。

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倉本和幸
専門家

倉本和幸(一級管工事施工管理技士)

株式会社京都設備

部屋や用途を正確に把握した上で、温度だけでなく、湿度、気流、空気清浄といった空調の質にまで配慮した提案を目指しています。また、空調設備の枠にとらわれない発想力で新たな価値の創造にも努めています。

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