既存のまま店舗空調の効果を向上させる方法
「省エネで電気代がこれだけお得」などと
エアコン宣伝用のカタログやチラシを見る機会が
増えましたね。
この表示に対して、
きちんとした消費電力の算出基準があるのを
ご存知でしたか?
(社)日本冷凍空調工業会の規格として、
期間消費電力量の表示に関する算定基準がございます。
この内容はカタログに小さな文字か端に書かれており、
意識して見ないとわかりにくいと思います。
そこには下記のような基準が・・・
○東京が外気温度のモデル
○使用時間が6時から24時の18時間
○冷房期間は6月2日から9月21日までの3.6ヶ月
○暖房期間は10月28日から4月14日までの5.5ヶ月
○設定温度は冷房27℃、暖房20℃
これだけの期間と時間で、
どれだけの人がお使いかということです。
エアコンの使用頻度の高い人や
かなり古くなっていたエアコンを取り替えた人には、
省エネ効果が大きく実感できたでしょう。
一方、あまり使用されない人には、
期待はずれだったかもしれませんが、
逆に日頃から節電運転ができているものと思います。
みなさんにもこの基準をご参考の上、
使用頻度で大きく変わる省エネ効果の実際を
わかっていただければ幸いです。