「やって当たり前」を捨て、感謝を言葉に。

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション



たまに、研修の参加者さんにこんな質問をします。

①女性の方は、ご主人に「妻は家事をして当然だろ」と言われたり、そんな態度をされたとしたら、どうですか?
また、男性の方は、奥さんに「男なんだから仕事して稼いでくるのは当たり前」と言われたり、そんな態度をされたとしたら、どうですか?

ほとんどの方が、腹が立ったり、悲しくなったりすると回答されます。
中には、即離婚という方も。

②では、ご自身はパートナーに、そんなことを言ったり、そんな態度をしていますか?と聞くと、ほぼ全員Noと答えます。

③次に、パートナーから「やって当たり前」と思われてそう、もしくはそんな言動がある、と感じる方は?と聞くと、半数以上の方が挙手されます。
どこで聞いても、だいたい同じ結果になります。

ということは、ご自身は「当たり前」と思われたくないし、パートナーに対してそう思っていないつもりだが、パートナーは違う受け取り方をしている可能性が高い。

ところが、③の質問に挙手しなかった人、つまりパートナーから「当たり前」という言動を感じない人の共通点は、感謝の気持ちを言葉にして伝えておられること。

夫婦なんだから、付き合ってるんだから、言わなくてもわかるだろ?ではなく、言葉にすることが大事。
血の繋がった親子でさえ、理解し合えずに刃傷沙汰になるんですから、もともと赤の他人の夫婦や恋人なら、なおさら言葉にしないと伝わらない。

これが、職場になるとさらにややこしいことになる。
「仕事なんだから当たり前」
「お金もらってるんだから、指示に従って当然」
と、態度どころか、公然と言葉にしてしまう人もけっこういます。

もちろん、その考え方が間違いだとは思いません。
ただ、この理屈だと、「やることやってんだから、それ以上はやりません」もまかり通る。

この調子で仕事すると、5人のチームがあったとして、最大でも1×5=5の生産性にしかならない。淡々と仕事をするだけなので、1人1人は0.7くらいかもしれない。

でも、経営者や管理職としては、1人1人のスタッフに1.2や1.5の力を発揮してほしいはずです。それが生産性を上げるということ。
それが、目的であり、その目的のためにどうするのがいいか、を考えてほしい。

そこで、最初の家庭の話に戻ります。
パートナーに、自分の仕事を当たり前だと思われたくない、感謝の気持ちを伝えるほうが互いに気持ちよく過ごせる。

職場でも同じです。
やって当たり前ではなく、感謝の気持ちで接して、ちゃんと言葉にする。
それだけで気持ちよく仕事ができるし、気持ちよく仕事したほうが生産性が上がるんです。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチングコミュニケーション研修により、社内コミュニケーションの円滑化、人材定着率や顧客満足度向上、事業成長に繋げます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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