初めての試み、確かな手応え
聴き方にこだわって見えた新しい世界
日本人が2人もノーベル賞を受賞するという、めでたいことがありましたね。
ノーベル化学賞を受賞した、北川進氏。
彼のお話しの中に、「無用の用」という言葉が出てきました。
これは、「一見意味のないように思えるものにこそ、重要な意味がある」という意味で、
物質の研究を続けてきた北川氏が、あるとき、物質そのものではなく、それまで誰もが意味ないと思っていた、物質にある「穴」に関心を向けたことが、ノーベル賞につながったそうです。
焦点の当て方、フォーカスを変えたことにより、北川氏の人生も変わったし、世界的発明が生まれたわけです。
私がコーチングを学び始めたとき、そして、それまでの人生においても、「どううまく喋るか」、伝え方や伝える内容にこだわっていました。
ところが、「伝える」ではなく、「聴く」のほうが重要なんだということに気づき、聴き方にこだわるようになりました。
聴くスペシャリストを目指したからこそ、今の私がいると思っています。
大事なのは、自分の思い込みに気づき、手放してみて、フォーカスを変えてみること。




