コミュニケーションは目的が大事
事業のステージに応じた“身の丈に合った戦略”の考え方
私はよく、「ステージ」や「領域」について考えます。
例えば、事業のサポートをさせていただく中で、「法人の理念」の必要性についてお話しさせていただきます。
ある程度大きな会社であれば、理念だけでなく、ビジョン、ミッション、事業領域、行動指針などしっかり決めておられますが、中小企業にどこまで必要かと言われれば、理念があれば十分だとお答えします。
もちろん、ビジョンやミッションもあれば、より良いとは思いますが、いろいろ決めすぎて形骸化するくらいなら、理念だけで十分です。
逆に言えば、法人のステージに合わせて増やしていけばいい。
ところが、実際の経営者さんは大きく2つに分かれるケースが多い。
必要以上にあれこれ決めてしまい、機能していない、か
理念すら必要ないと言い切ってしまう、か。
理念を持たずに事業経営を行うのは、方位磁石を持たずに富士の樹海に入るようなもの。
最低でも理念、最高でも理念。
小さな会社を始めた経営者に絶対お伝えしたいことです。
ステージや領域に応じた考え方や行動というものがあると思っています。
私のコーチングコミュニケーション事業は、スタートアップのステージはクリアしていますが、平本あきお師匠の会社と比較するレベルではない。
マーケティングプロセスの一環で、ライバル会社を設定することがありますが、ライバル設定をする際には「同じステージ」もしくは「同じ領域」であることが条件になります。
そこを見誤ると、分不相応な対策を講じてしまい、失敗します。
ランチェスターは、同等あるいは自社より小さな会社をターゲットにして勝つ、という弱者の戦略を唱えていますが、これはこれで賛否両論あるところ。
私は身の丈に合った戦略を取ります。
ということで、公式LINE再開しました。
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