雨の日も、晴れの日も、自分次第
当たり前だけど、意外とできていない「ありがとう」の力
先日、朝から「快活CLUB」に行き、3時間資料作りをし、自宅に帰って、自室の整理をして1日が終わりました。
だいたい毎月、2週目3週目に研修や1on1が集中するので、月末月初は比較的時間がとれる。
先日は契約先の訪問がなかったので休み扱いにしたんですが、結局1日仕事っぽいことをしてました。
で、同じ仕事をするなら家ですればいいんですが、なんとなく快活CLUBのほうがはかどるので、わざわざ雨の中移動しました。
受付を済ませて、指定された席に向かうと、男性がその席で漫画を読んでました。
あれ?と思い、自分の席札を確認したところ、やはりこの席で間違いない。
自分で声をかけてもよかったんですが、直接やりとりしてトラブルになってもイヤなので、店員さんに伝えて、対応をお願いしました。
店員さんの声かけに、男性が席番号間違いに気づき、正しい席に移動してくれたんですが、何かほんの少しだけ違和感を感じました。
その時はあまり深く考えず席に座り、仕事を始めました。
3時間仕事して、その後自宅に帰る前に昼食をとろうと、自宅近くのお寿司屋さんに行きました。
カウンターだけのかなり狭いお店なんですが、そこの刺身定食が好きで、たまに行っています。
席について刺身定食を注文してまもなく、お子さん連れの3人家族が入ってこられました。
ちょうど3人が座れる場所がなく、お店の方から、「ごめんなさい、一つズレてもらっていいですか?」と声をかけられました。
とにかく狭いお店なので、こういうことは日常茶飯事。
私は席を移動し、家族に席を譲りました。
その際、そのご家族の奥さんが私に、「ありがとうございます」と言ってくれました。
それに対して、私も「いえいえ、いいですよ」と返しました。
そのとき、快活CLUBでの違和感に気づきました。
快活CLUBでの席間違いも、寿司屋で席を移動するのも、そんなに大したことないですが、一言あるとないとでは、気持ちが全然違う。
それくらいのこと、と思う人も多いかもしれませんが、対人関係を良くするには、このちょっとした一言が大事。
家族でも、会社でも、当たり前と思わないことが大事。
そして、相手に求めるのではなく、自分からやる、が大事。
仕事だから当たり前、
夫婦だから当たり前、ではなく、
「ありがとう」とか「助かるよ」とか、その一言が相手との関係を良くする。
今日明日で劇的に変わることはないかもしれない。
でも、その一言の積み重ねが、確実に相手との距離を縮める。
当たり前だけどやらない、そんなことが多いかもしれない。
だからこそ、やってみてほしい。




