感情は選択できる
ー予期せぬ出会いから得た気づきー
ホームページの問合せフォームから、
体験コーチングの申込みがありました。
体験コーチング?
自分自身が目を疑ったんですが、その理由は、現在個人のコーチング依頼は受けていないし、体験コーチングなんて申込みフォームを作った記憶がないから。
でも、よくよく考えてみたら、まだコーチングを生業にしようとし始めた、4,5年前くらいに、あの手この手といろいろ試していて、ホームページも無料作成サイトで5つくらい作ってしまったことがあります。
そのときの問合せフォームの一つにそんなのがあったような。
私が消し忘れていただけで、問合せをくれた方には何の落ち度もないので、悩んだ挙句、お引き受けすることにしました。
で、お電話で話してみると、関東にお住まいの方で、体験セッションのために、わざわざ京都まで来てくださるとのこと。
その時には詳しく聴きませんでしたが、それだけの覚悟をもって申し込んでくださったということは理解できたので、私も「ほんとは個人セッションはしないんだけどなぁ」とは思わず、真剣に対応しようと決めました。
そして、わざわざ弊社のある京都市山科区までお越しくださいました。
70分程度のセッションでしたが、感情も出て、気づきもあり、コーチングの良さを知っていただけました。
その結果、継続の話が出てきたので、
そのタイミングで事情をご説明しました。
継続はできないという前提で、この体験セッションのあとの行動までしっかり出して終わったので、そこも含めてご説明し、とりあえず実践してみて、あとのことは実践したから考える、ということで納得していただき、また関東方面に帰って行かれました。
日ごろやっている1on1では、組織の目指す未来と個人の未来像の共有ゾーンを見つけ出し、自分軸に基づいて仕事ができることを目的にしていますが、
シンプルに個人の悩み事だけを扱うのは久しぶりでしたが、これはこれでやりがいあるなぁ、と思った!
最近自分でも気づいたことですが、コーチングスキルを日常に生かす、というよりは、日常使いできるコーチングコミュニケーションをセッションでも使っている、という感覚のほうがピッタリかもしれない。




