自分目線を手放して聴く
私が自身の仕事を人に伝える時、
「コーチングコミュニケーション講師」
のみお伝えしています。
状況によっていろいろ伝え方を変えたり、
追加して伝えることもありますが、
ホームページにも基本的にそれしか書いてありません。
だからといって、講師の仕事しか依頼がないかというと、
そうでもありません。
実際、介護事業のサポート(コンサル)、障害福祉事業のコンサル、
実地指導対策、1on1 コーチング、カウンセリング、
会議ファシリテーター、ブランディング、個人事業のサポートなど、
いろんなご依頼がきます。
まったく宣伝してないのに。
個人事業の相談でよくあるのが、
「あれもできます、これもできます」
「こんな仕事もしたい、あんな仕事もしたい」
気持ちはよくわかります。
私も昔はそうでした。
どんな仕事でも、自分にできることならやります!
とりあえずなんでも相談してください!
そう言いたくなりますよね。
私自身、「なんでも屋」を売りにしていたこともありました。
でも、それって、ブランディングができていない状態です。
マーケティングを学び直そうとしていた時に、
その講座の先生から言われました。
「(当時の)太田さんのホームページを見たら、いろいろできる人なんだろうなぁ、とは思いますが、
『◯◯の相談なら太田さんだ』というものがないから、何を相談していいのかわからない」
と。
それ以来、ブランディングをとことん学び、
表に出すのは「コーチングコミュニケーション講師」一本に絞りました。
なので、私のところに事業の相談をしに来る方にも、
「とことん尖る」こと
をお勧めしていますが、
「そんなに絞り込んでしまったら、他の仕事が来なくなる」
と心配されます。
もちろん、受けれる仕事は受けたらいいんですが、
表に出すのを絞ることが大事。
とはいえ、間口を絞るのは、なかなか勇気がいるんですが。
とことん尖るからこそ、専門以外の仕事も舞い込んできます。
今日、新規の相談が来ました。
この相談も、講師以外の仕事です。
写真とは関係ないですよ。
最近、諸富先生のセッションを見て、
その技法に興味がわいたので買ってみました。