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コラム
価値観の多様性を認める
2024年6月21日
20年以上前から言っていたことですが、
介護の仕事で「儲け」とか「出世」とか
「お金」の話をタブー視するのは違うと思うし、
売上だけに執着するのも違うと思う。
私の個人的な価値観ですが、
どちらが正しいか間違っているか、という問題ではないし、
「利用者さんのため」という思いも大事だし、「利益を出す」ことも大事。
介護の世界で出世したい、という理想をもっていいし、
利用者さんとの関わり重視で、現場での仕事にこだわるのもいい。
互いを否定し合うのではなく、
両方が気持ちよく働けるようにしていくことが、
価値観の多様性を認めるということだと思います。
昔、この話をブログで書いたときに、
大炎上して、ブログ閉鎖にまでなってしまったことがあります。
私自身も「こうあるべき」が強かったので、炎上を避けて、
この手の話は書かないようにしていました。
でも、現在、私への研修依頼や1on1 依頼が急増しているのは、
そんな多種多様な価値観が混在する組織チームの中で、
いかに生産性を上げ、気持ちよく働くか、
に意識を向ける法人事業所さんが増えてきたのも理由の一つだと思います。
価値観の違う人を否定したり、排除したりしていては、
業務が立ち行かないし、組織が成り立たない。
価値観や能力が違っても、各々が最大限のパフォーマンスを発揮して、
質の高いサービスを提供していくために、個の在り方と、
コミュニケーションが必要なんです。
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