増やしたいところを意識する

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

平本あきお師匠から学び、実践していることはたくさんありますが、

「増やしたいところを意識する」

も、その一つ。

子どもや部下の「できていないところ」に意識が向きますよね。

「何度言ったらわかるの?」

「また同じミスして、なんで成長しないの?」

みたいに、ダメなところ、できていないところを指摘したくなります。

親として、上司として、それを改善させようとします。

でも、指摘すればするほど、そこが目立ちます。

この、ダメなところを指摘することを、

私たちアドラー系のコーチングをする人は、「原因論」と言います。

ダメなところを改善しようとするのは、

親や上司として当然のことかもしれませんが、

その結果、改善されないのであれば、

原因論を続けることは、相手も自分も嫌な気持ちになるだけ。

じゃあ、どうする?

ダメなところの逆を指摘する。

どんな行動をしてほしいのか、どんな未来になってほしいのかを伝える。

これを、「目的論」と言います。

ダメな時に指摘するのではなく、イイ行動をした時に、「それイイね!」と。

もちろん、伝え方も工夫が必要なので、

目的論だけですべて解決できるわけではないですが、

まずは目的論で関わる、「増やしたいところを意識する」から始めてみる。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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