自分目線を手放して聴く

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

「相手の話を聴くのが大事」

とにかく聴く、これができればかなりのことは解決の糸口がみつかる。

いつもそうお伝えするので、頑張って聴く努力をしてくれる方もいます。

ところが、聴いても変わらない。

ということがあります。

その原因の一つが、

「自分目線で聴いている」

ということ。

相手の話を一生懸命聴いて、理解しようとするのは素晴らしいことなんですが、

自分目線というフィルターを通して聴くと、相手の言葉が自分の言葉に変換されてしまい、本来の意図が伝わってこない。

自分目線というフィルターを通さずに聴くこと、それが大事です。

とはいえ、これがまた簡単ではなかったりします。

意識するだけでも聴こえ方が変わったりしますので、相手目線を意識しないよりは意識したほうがいい。

意識しても自分目線が手放せないとき、どうしたらいいか。

自分目線で、言いたいことを先に吐き出しちゃえ。

昨日、社内の主要メンバーが集まって話し合いの場がありました。

私自身なんとなくモヤモヤ感があり、建設的な言葉が出てこない。

自分自身のモヤモヤ感が気になって、相手目線にもなれない。

場もなんとなく重い空気。

なので、とりあえず言いたいことを先に言っちゃった。

もちろん言葉は選びつつですが、私がどうしたいのか、全体最適は一旦置いておいて、私目線の話を先に出しちゃった。

その後にみんなの意見を聴いてると、ふと「こんな解決法はどうかな」が浮かんできた。

それを場に出してみたら、一気に空気が変わり、終了しました。

自分目線を手放して、相手目線で話を聴くこと。

それだけです。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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