目的論
今年も半分が過ぎ、月日が経つのは早いものだなとつくづく思います。
ところで、
お正月には、「明けましておめでとうございます」って、多くの方が言いますよね。
喪中の人を除いて、多くの人が、年が明けた瞬間から使う言葉ですよね。
そして、年が明けると、なんとなく「めでたい気分」になりますよね。
他にも、例えば、
夏の海に泳ぎに行くと、開放的な気分になったり、
お寺に行くと、厳かな気持ちになったり、
何か自分自身にコトが起こったわけでもないのに、
時期や場所で気分が変わります。
これって、一種の「思い込み」です。
つまり、私たち人間は、
「何かが起こったから感情を動かされる」
とは限らない。
「あいつのせいで、嫌な気持ちになった」とか、「部下にイライラさせられる」というのも
「思い込み」です。
正月だからめでたい、と思い込むように、
あいつにイライラさせられた、と思い込む。
思い込み方によって、感情が変わる。
ということは、
思い込み方によって、感情を変えることもできるんです。
口うるさく指摘してくる上司に、
「鬱陶しいなぁ」
と思うのか、
「私のことを真剣に指導してくれてる、ステキ!」
と思うのか、
自分で決めることができるんです。
どうせ選べるなら、自分が気持ちよくなる選択をしたほうがいい。