- お電話での
お問い合わせ - 080-2439-9816
コラム
雑談が苦手な人
2022年7月11日
コミュニケーションが苦手、という方も多いと思います。
最近は「雑談力」という言葉が流行りだったりしますが、
コミュニケーションが苦手な人は、雑談が苦手という方も多いので、雑談力と言われても困りますよね。
普通に雑談できる人目線だと、「雑談の何が難しいの?」となりますが、
雑談ができない人にとっては、「難しい難しくないの問題じゃなくて・・・」って感じですよね。
私ももともと話すのが苦手で、今でもあまり雑談はしません。
なので、昔から「おとなしい」というイメージをもたれることが多いですね。
昔に比べればマシになったかな。
本当にたわいもない話で盛り上がれる人は、そもそも話し好きなので、雑談力とはまた少しポイントが異なります。
話すのが苦手な人は、「おもしろい話をしなくちゃ」と、話すことへのハードルが高かったりします。
聴いてもらえなかったらいやだな、
くだらないと言われたらどうしよう、
とか、そういう不安が積もり積もって、話さなくなり、
一対一のシチュエーションになると、何を話せばいいかわからない、ってなっちゃいます。
実は、雑談力のポイントは、
話すではなく、
「相手の関心に関心をもつ」
です。
私たちは日頃、松本人志の「すべらない話」をやっているのではないので、自分がおもしろい話をする必要はありません。
雑談なんですから、テーマも自由、どんなタイミングで、どんな話を掘り下げるのかも自由。
おもしろいかどうかは別問題。話したいことがあれば話せばいいし、なければ黙ってたっていい。
とはいえ、沈黙もなんだか落ち着かないし、話したいことも特にないし、
というなら、
相手に質問すればいいんです。
「最近どう?」
これだけでオッケー。
あとは、出てきた話を詳しく、関心をもって聴いていけばいい。
「えっ?それ、もう少し詳しく教えて」
これで雑談が成立します。
質問力という言葉に置き換えられることもありますが、
単なる質問では、相手は話していて気持ちよくないので、話が途切れます。
話が途切れると、「次何か話さなきゃ」になってしまいます。
だから、相手の関心に関心をもって聴く。
聴いていく中で、自分の意見を言いたい時があったらそれを話す。
コミュニケーションは、「聴く」と「話す」でワンセットです。
話すのが苦手なら、聴くスキルを磨けばいい。
私も、今でも雑談で自分の話をするのは苦手なので、相手の話を聴きます。
話すのが苦手な人ほど、コーチングコミュニケーションを。
関連するコラム
- コミュニケーションは目的が大事 2022-05-30
- 暗黙知コミュニケーションの形式知化 2022-09-15
- 自分目線を手放して聴く 2023-07-18
- いかに自分も周りも幸せになるか 2023-07-20
- 目的論 2022-06-13
コラムのテーマ一覧
カテゴリから記事を探す
太田英樹プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
※休日でもお電話OK
※講義中などの場合、折り返しお電話させていただきます
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。