何をもって生まれたかではなく、持っているものをどう使うか

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

日々いろんな相談をされますが、今までで一番印象的だったのが、

「太田さんになりたい」

と一言。

これだけド直球で言われると、照れるのを通り越して清々しい。

まぁ、「のように」ってことなんですが
いろいろ思うところあって、一言にまとめるとそんなふうになったんだと思います。

ありがたいことです。

アドラーいわく、

「重要なのは、人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使うかである」

うちの実家には、子どものころから楽器がたくさんありました。

父親が若い頃バンドをしていたので、ギター、ベースはもちろん、いろいろあり、ドラムセットまでありました。

歌を聴いたり、歌ったりするのは好きですが、楽器はまったくダメで、子どもの時は興味さえなかった。

大人になり、妹がオーディションを受けに行ったり、弟がミュージシャンになって活躍しているのを羨ましく思い、遅ればせながらギターを購入し挑戦してみましたが、やっぱりまったくダメ。

今では、姪っ子も音楽の道に進んで、お見事なくらいに私だけ音楽の才能がないのを、笑ってしまいます。

加えて、昔から器用貧乏で、何をやってもそこそこできる反面、
これといった特技もなく、自分には何の才能もない、と嘆いたときもありました。

だからというわけではないですが、今は自分の持っているものをとことん磨くことに集中しています。

いや、気がついたらそうなっていたって感じです。

できることを一生懸命やってきた結果、
私のもとで学んでくれたたくさんの人たちが、全国でケアマネや施設長、事業責任者、経営者をしています。

持っていないことを嘆くより、持っているものを活かす。

そして、誰と比べるわけでもなく、唯一無二の存在として生きる。

その思いで積み重ねてきたものが、今の私の能力であり、財産であり、武器であると思っています。

そんな私が役にたつのではあれば、喜んで貢献します。

なので、
太田さんにならなくていい。あなたはあなたらしく。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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