目的論の誤解
うちの息子、4月から小学3年生。
以前、妻が私にたずねたことがありました。
「大きくなったら、一緒に酒飲みたいとか思う?」
私は、「まったく思わん」と即答。
私自身がそんなにお酒が好きというわけではない、という理由もありますが、
何より思うのは、
できるだけ多くのことに感謝をもって、自分自身が納得できる選択をする人生を歩んでくれたらいい。
そこに父親が必要と思うならいつでも全力で支えるし、必要ないなら私のことは放っておけばいい。
そんなくらいに思っています。
上司や親は、部下や子どもに期待しますが、
それ自体は悪いことではないにしても、
期待があると、そこに到達すれば「よくやった」って評価するし、到達しなければ「残念だ」と評価する。
他人であろうが、家族であろうが、期待はしても評価は必要ない。
誰もが自分の人生の主人公であり、
誰かの人生の脇役ではない。
他人の評価がどうであれ、自分自身に納得感があればそれでいい。
妻はまた全然違う価値観をもっている。
それもオッケー。