フォーカスの当て方

太田英樹

太田英樹

テーマ:コーチングコミュニケーション

12月は休めないスケジュールになっていましたが、急なキャンセルで休みになった日曜日。

前日、かに好きな息子に、「明日お父さん休みになったから、カニ食べに行こう」と伝えて、息子も大喜び。

息子が寝てから、予約できるならしておこうかなと思い、スマホでお店を調べていると、
あれ?メニューにカニがない・・・

ならばと京都市近郊のお店を調べてみるも、廃業や予約満席でどこもダメ。

便利なはずのネットも、過去の情報が全部残っているので、最新情報との区別がつきにくく、今現在カニメニューがあるのかどうかわかりにくい。

遠出をすればいくらでもあるものの、諸般の事情で近場で探すしかなく、
近場のお店は、ちょっと年末のこの時期に財布が耐えられないような金額だったりして、どうしたものか・・

ということで、朝イチ息子に相談。

事情を説明すると、

「家族でドライブできるんだから、カニがなくてもいいよ」

と言ってくれた。

私と息子は「横の関係」

父親としての考えを押し付けもしないし、威厳だとかなんだとか、一切考えない。

素直に感謝を伝えるし、悪いと思えば謝る。

相手のポジションで考えてみるし、それでも答えが見つからなければ、本人に相談する。

セミナーなどでもたまに

「結局、それって◯◯ってことですよね」

と言われることがあります。

ある意味正解、ある意味不正解。

今朝の私と息子とのやりとりで当てはめると、

私は、「息子のフォーカスの当て方が素晴らしい」と感じましたが、

人によっては、「それって、息子さんが我慢したってことですよね?」

となる。

どう捉えるかは自由です。

大事なのは、

「事実は変えられない。でも、それをどう捉えるかは変えられる」

ということ。

そして、どうせ自由なら、

自分や誰かが嫌な気持ちになったり、雰囲気を悪くしたり、生産性を下げるような捉え方をするより、

プラスになる捉え方をした方がいい。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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