横の関係での関わり

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

7月の話。

小学2年生の息子に
「ちょっと相談あるんやけど聞いてくれる?」

と、前週お父さんとお母さんの17年目の結婚記念日だったこと、仕事が忙しくて記念日を過ぎてしまったこと、
この週末にお母さんにサプライズをしたいことを伝えました。

「一緒に考えてほしんやけど、どうかな?」と真剣に相談しました。

返ってきた言葉は、

「17年なんやぁ、長いなぁ。凄いなぁ。わかった!任せといて!」

と、とても小学2年生とは思えないような返し。

さっそくブツブツと何か考えてる。

あれして、これして、こうしよう、とポンポン決まっていく。

部下指導においても同じですが、相手を下に見たり、自分基準でジャッジしたりしていると、
相手はそれだけの力しか出せませんし、そもそもヤル気も起こりません。

私が息子を子供扱いしていたら、そのレベルでの話しかできなかったでしょうし、そもそもこんなに前のめりで考えてくれたでしょうか?

息子に対してはもちろん、会社でも常に「横の関係」を意識しています。

息子が自分で考え、発案し、私もそれに同意共感したことなので、
その週末の動きもキビキビしていました。

お昼ご飯もサッと済ませ、出かける用意をして、まだゆっくりしたい私を引っ張ってサプライズの準備。

明らかに普段とは違う様子なので、何かやろうとしていることは妻にバレバレ。

それでも息子なりに精一杯サプライズを演出し、何のサプライズかは隠し通した。

妻も喜んでくれたし、息子も満足したようだし、結果、今までで一番盛り上がった結婚記念日になりました。

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

太田英樹プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

介護業界をコーチングコミュニケーションで幸せにするプロ

太田英樹プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼