否定するより受容する
7月の話。
小学2年生の息子に
「ちょっと相談あるんやけど聞いてくれる?」
と、前週お父さんとお母さんの17年目の結婚記念日だったこと、仕事が忙しくて記念日を過ぎてしまったこと、
この週末にお母さんにサプライズをしたいことを伝えました。
「一緒に考えてほしんやけど、どうかな?」と真剣に相談しました。
返ってきた言葉は、
「17年なんやぁ、長いなぁ。凄いなぁ。わかった!任せといて!」
と、とても小学2年生とは思えないような返し。
さっそくブツブツと何か考えてる。
あれして、これして、こうしよう、とポンポン決まっていく。
部下指導においても同じですが、相手を下に見たり、自分基準でジャッジしたりしていると、
相手はそれだけの力しか出せませんし、そもそもヤル気も起こりません。
私が息子を子供扱いしていたら、そのレベルでの話しかできなかったでしょうし、そもそもこんなに前のめりで考えてくれたでしょうか?
息子に対してはもちろん、会社でも常に「横の関係」を意識しています。
息子が自分で考え、発案し、私もそれに同意共感したことなので、
その週末の動きもキビキビしていました。
お昼ご飯もサッと済ませ、出かける用意をして、まだゆっくりしたい私を引っ張ってサプライズの準備。
明らかに普段とは違う様子なので、何かやろうとしていることは妻にバレバレ。
それでも息子なりに精一杯サプライズを演出し、何のサプライズかは隠し通した。
妻も喜んでくれたし、息子も満足したようだし、結果、今までで一番盛り上がった結婚記念日になりました。