引き寄せの法則

太田英樹

太田英樹

テーマ:組織改革

少し前に家族でイオンに買い物に行ったとき、ティファールショップの福引で一等を当てた息子。

くじを引く前に、店員さんから

「一等はお肉ですよ」

と言われて、お肉を食べている未来しか想像していなかったらしい。

まぁ、くじは「運」なんですが、意識の向け方が素晴らしい。

「当たれ」と、くじが当たることを意識するのは
「当たらなかった未来」も無意識に浮かんでしまう。

当たるか当たらないかに意識を向けるのではなく、「当たったらどうなってる」に意識を向ける。

簡単なようでとても難しい意識コントロールです。

「当たるか当たらないかに意識を向けちゃダメ」と思った時点で、そこに意識が向いているから。

会社での目標設定もそう。

「売上目標1000万円」というのは、「くじに当たる」と同じ。

売上1000万円を達成した先の未来に、自分がどうなっているのかをイメージすることが大事。

職場の人間関係も。

「あいつのあの言動をなんとかしたい」は、その相手のダメなところに意識が向いているので、さらにそこが目につくようになる。

だからといって、改善されている未来を意識するのでも少し足りない。

「改善」を意識している時点で、やっぱりダメなところを無意識に見ている。

その未来に、自分がどうなっているかをイメージする。

「相手が変化した未来」ではなく、「その未来にいる自分」をイメージする。

それが、「引き寄せの法則」の大事なポイントです。

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太田英樹
専門家

太田英樹(コーチングコミュニケーション講師)

株式会社インサイトハウス

介護・福祉業界を中心に人材育成と事業支援で多くの実績あり。アドラー心理学ベースのコーチング研修により、社内コミュニケーションを円滑化のみならず、人材定着率や利用者満足度を高め、事業の成長につなげます。

太田英樹プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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