相手目線って意外とできていない
少し前に家族でイオンに買い物に行ったとき、ティファールショップの福引で一等を当てた息子。
くじを引く前に、店員さんから
「一等はお肉ですよ」
と言われて、お肉を食べている未来しか想像していなかったらしい。
まぁ、くじは「運」なんですが、意識の向け方が素晴らしい。
「当たれ」と、くじが当たることを意識するのは
「当たらなかった未来」も無意識に浮かんでしまう。
当たるか当たらないかに意識を向けるのではなく、「当たったらどうなってる」に意識を向ける。
簡単なようでとても難しい意識コントロールです。
「当たるか当たらないかに意識を向けちゃダメ」と思った時点で、そこに意識が向いているから。
会社での目標設定もそう。
「売上目標1000万円」というのは、「くじに当たる」と同じ。
売上1000万円を達成した先の未来に、自分がどうなっているのかをイメージすることが大事。
職場の人間関係も。
「あいつのあの言動をなんとかしたい」は、その相手のダメなところに意識が向いているので、さらにそこが目につくようになる。
だからといって、改善されている未来を意識するのでも少し足りない。
「改善」を意識している時点で、やっぱりダメなところを無意識に見ている。
その未来に、自分がどうなっているかをイメージする。
「相手が変化した未来」ではなく、「その未来にいる自分」をイメージする。
それが、「引き寄せの法則」の大事なポイントです。